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「ボーノ」の意味と使い方・由来・危険|ほっぺ/モルトボーノ

更新日:2024年09月14日

「ボーノ」の意味とは?おいしいだけが意味じゃない「ボーノ」の使い方、使ってはいけない「ボーノ」。イタリア語のあいさつは「ボーノ」が使われているんです。「ボーノ」よりおいしい度の高い意味の言葉はあるの?「ボーノ」の意味を知り正しく使いましょう。

イタリア語の「ボーノ」(おいしい、すばらしい)は、ラテン語「bonus」(ボーナス)から由来されていて「bonus」の意味は
・良い
・品行方正な人
・紳士
・ボーナス、臨時収入
などの意味があります。

「ボーノ」の危険な意味と使い方

「ボーノ」を美味しい食事の際に使うのは良いのですが、「ボーノ」と「ほっぺに指でクリクリ」を一緒に行うのは実はよくありません。この仕草をやっていい相手というのが、幼児だけです。確かに「ほっぺに指をクリクリ」するのは可愛い、幼く見える仕草です。または、お調子者がふざけてするくらいでしょう。

基本的にイタリアでの食事の際には「おいしい、おいしい」と騒ぎません。食事中もよく喋りますが、マナーは守り「口に食べ物を入れながら喋らない」などきちんとしています。
イタリアでは特に、お皿に残ったパスタソースなどをパンになでつけて食べますが、そのパンを掴んだ指で顔を触るというのはマナーが良くないでしょう。

楽しい食事の時間を壊さないように気をつけたいです。

「ボーノ」イタリアの1日の食事

「ボーノ」な朝食

朝食はイタリア語で「colazione」(コラッジオーネ)です。イタリアでは夕食が、3度の食事の中で1番豪勢でたっぷりとした量なので、朝食はとてもシンプルです。

朝食の定番は
・エスプレッソ(コーヒーを濃く淹れたもの。苦いのでブラックで飲む人はいません。砂糖でしっかりと甘くします。)

・コルネット(クロワッサンのことです。スーパーに行くとたくさんの種類のクロワッサンが売られています。中にチョコ、クリーム、ジャムが入ったものなどさまざまです。)

・モッティーノ(甘いスポンジの菓子です)

エスプレッソは何杯か飲むことはありますが、甘い菓子は1つだけしか食べません。

「ボーノ」な昼食

昼食はイタリア語で「pranzo」(プランゾ)です。日曜日や誰かを招待した昼食は豪華ですが、平日の普段の昼食は簡単にすませられる「サンドイッチ」が多いです。サンドイッチと言っても日本のコンビニなどで売られているサンドイッチとは全く違います。

・パンは噛みごたえがあり、ずっしりと重たいもの
・野菜はサラダ、トマトなど
・ツナ
・プロシュート、パンチェッタ、サラミ、モルタデッラなどの生ハム類
・揚げたオムレツ
・チーズ

タンパク質を日によって変えますが、生ハムの日が多いです。パンがずっしりとお腹にたまるのでしっかり食べた感のあるサンドイッチです。

「ボーノ」な夕食

夕食はイタリア語で「cena」(チーナ)です。夕食は豪勢で肉の日、魚の日はきっちり分けられています。肉と魚が一緒に出てくることはありません。

肉の日
・モッツアレラチーズ、プロシュート
・茄子揚げ
・トマトソーススパゲッティー
・ミートボール
・ソーセージ
・牛肉ステーキ
・フルーツ

魚の日
・オイスター
・ムール貝
・ボンゴレスパゲッティー
・魚のオーブン焼き
・魚の揚げ物
・フルーツ

パンも一緒に食べます。料理は日本のように一気に全部作って食卓に並べるのではなく、コース料理のように、前菜、パスタ、揚げ物、メインの魚か肉、フルーツのように順番があり、一品ずつ作ります。

「ボーノ」はおいしい、良い

「ボーノ」の意味が理解できましたか。まずは発音から正く使いましょう。「おいしい」という意味でだけじゃなく、「良い」という意味でも日常的に使いやすいです。イタリア語はローマ字読みなので「ボーノ」が使われているあいさつの言葉も覚えやすいでしょう。

初回公開日:2017年12月26日

記載されている内容は2017年12月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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