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「リア」の意味と使い方・由来・車・国・ギター|バンギャ

更新日:2024年08月15日

よく耳にするであろう「リア」という言葉は、いろいろな業界、場面で使用されています。使用する場面によって意味が違ってきますが、ここでそれぞれどんな意味で「リア」が使われているのか、紹介していきます。ここでぜひ確認してみてください。

「リア」の意味と使い方は?

最近よく耳にするであろう「リア」という言葉ですが、実際にどんな場面で使うのでしょうか。いろいろな業界で使用されていますが、その業界によって意味が違います。知っているものがあるか、知らない業界ではどういう意味で使われているのか、ここでぜひ確認してみてください。

バンギャ用語の「リア」の意味とは?

「バンギャ」とは、いわゆるV系などのバンド・アーティストの女性ファンのことです。「バンドギャル」から「バンギャ」と略されるようになり、バンドの界隈ではよく使用されます。

「リア」とは本当の(リアルの)女子中高生のファンという意味であり、実際に女子中高生ではなく、コスプレとして制服を着てライブに来ている女性と区別するために使用されます。

ちなみに、男性のファンは「ギャ男」と呼ばれており、「バンギャル男」からきています。30歳より上の女性のファンは「オバンギャ」とも呼ばれます。ただし普通に会話の中で使用すると失礼になるため、ネタ以外では多用するべきではありません。

インターネットでの「リア充」の意味とは?

「リア充」とは、「現実(リアル)の生活が充実している人」のことを意味するインターネットスラングです。恋人や友達付き合いに恵まれていたり、オタク趣味以外の趣味を持っていたり、サークル活動や飲み会に参加したりと、オタク趣味しか楽しみがないようなオタクたちから見て、現実(リアル)が充実して見える人のことを指します。

そういった「リア充」たちを疎ましく感じている暇なネットユーザーたちが、ネット掲示板に集まっているところから広まった言葉です。しばしばリア充でないオタクたちは、その悔しさから「リア充爆発しろ」と発言します。その正式な返しは「僕が爆発したら悲しむ人がいるから(キリッ」と言われています。

「リア」の由来は?

「リア」の由来は英語の意味によって違います。「real」はよく知られているであろう「リアル・本当の・天然の」という意味で、先ほど紹介したバンギャでの「リア」や「リア充」の「リア」の意味に当てはまります。

他にも「reae」からきている場合もあり、「後部・背面」を意味します。ですので、そこからきている「リア」は「後ろ」という意味に関係しています。由来によって意味が違ったり、そこから派生してワードが誕生していることがあります。

車での「リア」の意味は?

車の用語でも「リア」を使用する場面があります。簡単にいうと、「前」のことを「フロント」(front)、「後ろ」のことを「リア」(rear)と言います。「rear」は英語で、後部・背面などを意味します。車自体の前後ろはもちろん、車関係の部品などほとんどに対して、前後を「フロント」と「リア」を使用します。横のことは「サイド」と言います。

例えば、バンパー、ガラス、スポイラー、タイヤなども前後のことを言うのにも「フロント」と「リア」を使います。「リアタイヤ」は「後輪」、「リアガラス」は「後ろのガラス」、「リアバンパー」は「後ろのバンパー」、「リアワイパー」は「後ろのワイパー」といった具合に使用されています。

国名での「リア」の意味は?

国名での「リア」についてですが、世界には最後に「リア」(またはニア)がつく国名がたくさんあります。例えば、オーストリア、ブルガリア、ナイジェリア、ソマリア、エストニアなど他にも多数存在します。

その語源は、ラテン語やギリシャ語で国や地域を表す意味として語尾に「〜ia」とつけることからこのような名前の国が多くあり、ギリシャ・ローマ時代から使用されていました。例えばロシアの古称は「Rus」ですがギリシャ語ではそれに「ia」をつけて「Rossia」になります。

ヨーロッパでは、ブルガリア、オーストリア、イタリアなど。アフリカ大陸ではアルジェリア、ナイジェリア、エリトリア、ソマリア、リベリアなど。アジアではシリアが、オセアニアではオーストラリアがあります。

ギターでの「リア」の意味は?

次のページ:舞台での「リア王」とは?

初回公開日:2018年01月24日

記載されている内容は2018年01月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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