「ボーイミーツガール」の意味と使い方・語源・作品の流れ
更新日:2024年07月19日
「ボーイミーツガール」の意味と使い方
まず始めに、「ボーイミーツガール」という言葉が持つ意味ついてみていきましょう。
「恋愛物語」という意味
「ボーイミーツガール」とは直訳すると「少年、少女に出逢う」といった意味合いになります。つまり、「ボーイミーツガール」とは少年と少女が出逢い、そして恋におちるというような物語のことをカテゴライズして指しています。
ある日主人公の少年と少女が運命的な出逢いを果たし、紆余曲折しながらも最後には固い絆と愛で結ばれる、そういった恋愛物語は王道であり、いつの時代もを博しています。そういった恋愛物語のことを総称して「ボーイミーツガール」と表します。
ちなみに、少女が主人公の場合は、「ガールミーツボーイ」と表現されます。
「月並みな物語」という意味
上記でご説明したとおり、「ボーイミーツガール」とは少年と少女の恋愛物語のことを指した表現です。少年と少女が出逢って恋に落ちるというのは恋愛物語において王道パターンであり、その王道パターンのことを「月並みである」と表す場合もあります。
このような経緯から、オーソドックスな物語である、つまり「月並みな物語」といった意味合いで「ボーイミーツガール」というフレーズが使われる場合もあるということです。
ここでいう「月並みな物語」とは別に悪い意味ではなく、いつの時代もを集める「王道作品」であるということでもあります。
「ボーイミーツガール」の意味の語源
「ボーイミーツガール」という映画から
1984年に、「ボーイミーツガール」というフランスの白黒映画が公開され、大ヒット作品となりました。この「ボーイミーツガール」という作品は、アレックスという1人の若く孤独な男性とミレーユという若く美しい女性の恋愛物語です。
2人は運命的な出逢いを果たし、初めは戸惑いぶつかりながらも心を通わせ愛し合います。そんな、王道でありながらいつの時代もを集めるような恋愛物語がこの「ボーイミーツガール」という映画です。
この映画は全世界でヒットし、このような若者の王道恋愛物語という意味で「ボーイミーツガール」と呼ばれるようになったとも言われています。
「ボーイミーツガール」というポップスデュオから
また、1980年代後半にスマッシュヒット曲を飛ばした「ボーイミーツガール」というポップスデュオも有名です。
「ボーイミーツガール」は男性のジョージ・メリルと女性のシャノン・ルビカムのポップスデュオで、代表的な曲の1つに「スター・トゥー・フォール」という曲があります。この曲は今でもさまざまなBGMなどに使用される名曲です。
ジョージとメリルは1度は結婚もした程理想のカップルで、まさに「ボーイミーツガール」という名前に相応しい2人といえます。「ボーイミーツガール」というフレーズやその意味が浸透していくきっかけを作ったデュオといっても過言ではないでしょう。
「ボーイミーツガール」と名の付いている曲
TRFの「ボーイミーツガール」
「ボーイミーツガール」が付く作品でその意味を表している作品といえば、日本を代表する音楽グループであるTRFが、1989年にリリースした7枚目のシングル「BOY MEETS GIRL」が有名です。誰でも一度は耳にしたことがあるであろうこの曲は、正に「ボーイミーツガール」という意味に相応しい胸がときめく素晴らしい曲です。
少年と少女のこれからのキラキラした人生と2人の恋物語を連想させるこの曲はミリオンヒットとなり、今でも多くの人々から愛されています。
「ボーイミーツガール」の意味を理解できる1曲ですので、ぜひ聴いてみてください。
ウソツキの「ボーイミーツガール」
今若者達からを集めている男性4人組バンド・ウソツキですが、彼らが2016年にリリースしたアルバム「一生分のラブレター」の中に収録されている曲の1つに「ボーイミーツガール」という名前の曲があります。
「君が好きでどうしようもない」という男の子の気持ちを歌ったこの歌は、その題名の意味にぴったりの切ない恋の曲としてです。
ぜひ、歌詞の意味や物語を想像しながら聴いてみてください。
「ボーイミーツガール」の作品と呼ばれる王道恋愛物語
初回公開日:2018年01月10日
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