「ボーイミーツガール」の意味と使い方・語源・作品の流れ
更新日:2024年07月19日
「君の名は。」
日本だけでなく世界中でヒットを飛ばした恋愛アニメ映画といえばこれです。男子高校生の瀧と女子高生の二葉の恋愛物語である「君の名は。」は、2016年に劇場公開され記録的ヒットとなりました。
2人の身体が入れ替わるという不思議なできごとに翻弄されながらも、お互いがお互いを思いやりすれ違いや困難を乗り越えて心を通わせていくストーリーです。
オーソドックスなラブストーリーですが、それがまた感動的でありキュンとくる「ボーイミーツガール」の意味に相応しい作品です。
「ハチミツとクローバー」
「ハチミツとクローバー」とは羽海野チカの大ヒット漫画で、映画化やドラマ化、アニメ化までされた作です。
この作品は竹本裕太という美大生を主人公に、ヒロインの花本はぐみと2人を取り巻く男女の複雑に複雑に絡み合った恋愛模様を、爽やかに切なく描いた恋愛物語です。
恋をしている誰もが片想いをしている切なくて一見ドロドロとした話ですが、一人ひとりが一生懸命恋に向き合うその姿に思わず共感し、時にはウルっとくる正に名作。
漫画も映画もドラマもアニメも、「ボーイミーツガール」作品という意味が良くわかるステキな作品です。
「耳をすませば」
年齢を問わず圧倒的を誇る「ボーイミーツガール」作品といえば、スタジオジブリ作品のアニメーション映画「耳をすませば」が有名です。これぞ女の子なら誰もが憧れる王道の恋愛物語、青春の甘酸っぱい日々が詰まった色褪せることのない名作です。
主人公の少女と少年が織りなす物語は、不器用で純粋で応援せずにはいられなくなります。主人公が少女なので厳密にいえば「ガールミーツボーイ」ということになりますが、王道の恋愛物語という意味では「ボーイミーツガール」作品というに相応しい映画です。
「天空の城 ラピュタ」
こちらもスタジオジブリが誇る不朽の名作です。「天空の城 ラピュタ」は、鉱山で働く心優しい少年パズーと空から降ってきた謎の少女シータが織りなす感動の物語です。
2人の愛と絆はもちろん、その他にも見所が満載でハラハラドキドキ、子どもからお年寄りまで幅広く愛される「ボーイミーツガール」作品です。
少年パズーが少女シータを何よりも大切に思い体を張って守り抜く姿はとても男らしく、女の子なら1度は憧れる愛され方といえます。
「ボーイミーツガール」作品はありきたり?
「ボーイミーツガール」作品と呼ばれる名作をいくつかご紹介してきましたが、「ありきたりな恋愛物語」という意味で「ボーイミーツガール作品」と使われる場合もあります。
確かに、少年が少女と出逢い恋に落ちる物語は数え切れないほどあり、ありきたりなシチュエーションといえることもあるでしょう。しかし、そこから始まる物語はそれぞれ違い、上手くいったりいかなかったり、紆余曲折を経てお互い心を通わせていきます。
少年が少女と出逢うという身近なシチュエーションも、観る人に親近感を与え同じようにドキドキしたり切なくなったり。そういった身近で王道な恋愛物語こそ感情移入しやすく、物語を思う存分楽しむことができます。
「ボーイミーツガール作品」は王道恋愛物語であり、まただからこそそれならではの良さが詰まっているといえるでしょう。
「ボーイミーツガール」には深い意味があった
今回は、「ボーイミーツガール」についての意味やその語源、および「ボーイミーツガール」に関連した作品や「ボーイミーツガール」作品と呼ばれる胸キュン恋愛物語などをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
「ボーイミーツガール」は直訳すると「少年、少女と出逢う」という意味ですが、それだけではなくそこにはさまざまな意味が込められているということがわかりました。
「ボーイミーツガール」という言葉の意味を理解すると共に、上記でご紹介した「ボーイミーツガール」作品も、ぜひ一度チェックしてみてください。言葉の意味を理解した上で観てみると、きっといつもとは違った面白さを見いだせることでしょう。
初回公開日:2018年01月10日
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