「素泊まり」の意味と使い方・由来|お風呂はついているのか
更新日:2024年07月20日
「素泊まり」の意味と使い方は?
出張や旅行などでホテルや旅館などの宿泊施設を利用している人は多く、ホテルによって料金の違いやサービスの違いなどさまざまな違いがあります。せっかく泊まるのであればいいところに安く泊まりたいと考える人が多いですが、同じホテルでも宿泊プランによって、サービスの内容などが違いますので注意が必要です。
宿泊プランとしては素泊まりというものが挙げられ、これは食事なしで宿泊のみのプランを指します。ホテルや旅館などでは食事が付いている場合も多いですが、素泊まりの場合は食事はなしで、自身で食事を済ませておかなければなりません。
素泊まりの意味は宿泊のみですので、食事が必要ない場合などに、「素泊まりのプランで」と使って予約を進めていきます。
「素泊まり」の意味の由来は?
素泊まりの意味は食事なしでの宿泊になりますが、素泊まりと対をなす言葉として本泊まりという言葉があります。本泊まりの意味は夕食や翌朝の朝食など、食事付きの宿泊であり、サービスの量も多いです。
本泊まりに対して、食事なしのものを素泊まりと言い、素の意味にある簡素なさま、質素なさまなどから素泊まりとなったと考えられます。また素にはそのままという意味もあり、食事なしでそのまま泊まるだけ、という意味から素泊まりになったとも考えられています。
素泊まりの由来はさまざまな説がありますが、基本的な意味としては本泊まりと対をなして質素なものであるということを覚えておきましょう。
ホテル別「素泊まり」の意味は?
素泊まりは宿泊にプランとして使われている言葉ですので、高級旅館からビジネスホテルなど、宿泊施設であれば広く使われている言葉です。宿泊施設はさまざまですが、素泊まりの意味はホテル別に若干異なっていることもあります。
素泊まりの意味の違いを理解しないまま、宿泊を決めてしまうと失敗してしまう可能性もありますので注意しましょう。旅行にしても出張にしても、宿泊先は非常に重要なものですので、ホテル別の素泊まりの意味を知っておきましょう。
ビジネスホテル
ビジネスホテルにおける素泊まりの意味としては、基本的には夕食が付いていないプランとして扱われていることが多いです。夕食の有無によって素泊まりかどうかが決まりますので、プランやホテルによっては朝食が付いている場合もあります。
もちろん素泊まりの意味としては食事が一切ないことを示しますので、意味のとおり朝食が付いていない場合もあります。プランやホテルごとに違いますので、ビジネスホテルを素泊まりで予約する場合は、朝食の有無について確認しておくようにしましょう。
民泊
民泊は民間の住宅や別荘などを利用した宿泊施設であり、簡単なイメージで言えば誰かの家を借りて宿泊します。民泊にもさまざまなスタイルがあり、家主が不在の場合もあれば、家主が居る場合もあります。
家主がいるかどうかによっても異なりますが、民泊における素泊まりの意味としては基本的には夕食も朝食も付いていないことを指します。夕食がないのはもちろん、朝食なしが当たり前ですので注意しましょう。
また素泊まりであっても家主がいる場合は、家主の厚意で朝食をサービスしてくれる場合もあります。これは完全に厚意ですので、基本的には朝食はないものと考えておきましょう。
「素泊まり」の意味はお風呂はついているのか?
素泊まりの意味としては、食事なしでの宿泊というプランになりますが、もともとの由来としては簡素、質素などの意味もあります。そのためサービスも必要最低限に限られているのではないかと考え、風呂もなしなのではないかと考える人も多いです。素泊まりの場合は食事はなしが基本ですが、風呂もなしになるのでしょうか。
ホテルによってさまざま
本来の素泊まりの意味としては、食事なし、風呂なしで本当に眠るだけと考えられていますが、最近のホテルなどでは素泊まりであっても部屋に風呂がついている場合が多いです。部屋に風呂が付いていれば素泊まりであっても風呂の使用は可能ですし、大浴場などが付いている場合も、素泊まりであるかどうかに関係なく無料で使用できる場合が多いです。
素泊まりであってもホテル内に風呂さえあれば、基本的には使用することができます。しかしホテルによっては素泊まりの場合は風呂がない部屋に案内される場合もありますし、そもそもホテルに風呂が付いていない場合もあります。ホテルによってさまざまですので、風呂の有無も事前に確認しておきましょう。
「素泊まり」のメリットは?
初回公開日:2018年01月25日
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