「掲載」の意味・使い方例文4例・掲示との違い・使い分け方
更新日:2024年08月20日
掲示の例文1:広告を掲示する
「掲示」という言葉は、主に、多くの人に広めるため情報を貼りだすという意味で使われます。掲示という言葉を使った名詞に、「掲示板」という言葉があります。掲示板は、多くの人に何かしらの情報を知ってもらうためのものです。
掲示の例文2:受験番号を掲示する
例文1で、多くの人に情報を広めるとご紹介しましたが、場合によっては、特定の限られた対象者に何かを伝えるという意味でも、「掲示」という言葉が使われます。
他にも、多くの人の目が留まる場所での勧誘や報告、通告の意味合いを持つ文書を公開する場合にも「掲示」という言葉を使います。
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掲載の類語
ここまでは、読み方や意味が似ている「掲示」という言葉を挙げて、「掲載」との意味の違いをご紹介しました。しかし、「掲示」という言葉の他にも、「掲載」と同じような意味を持っている類語は複数存在しています。
ここからは、「掲載」と意味が似ており、かつ日常生活やビジネスシーンでよく使われる言葉について、具体的に3つの言葉をとりあげて、意味とともにご紹介していきます。
登載
「登載」という言葉もまた、物事を文章で表現し、新聞や雑誌に載せることを意味する言葉です。そのため、「文章を新聞や雑誌に載せる」という意味では、「掲載」と同じ意味を持っていると言えるでしょう。
しかし、「登載」という言葉は、あくまでも文章を載せることを意味しており、写真などは含まれていません。何を載せるかによって、使い分ける必要のある言葉と言えます。「掲載」という言葉よりも、使用範囲は狭いでしょう。
所載
「所載」もまた、新聞や雑誌に文章を載せることではありますが、「掲載」という言葉がこれからすることであるのに対して、「所載」というのは、既に何かしらの媒体に載っている状態を表す言葉です。
「これからすること」か「すでにされていること」かがこの言葉の違いであると言えます。
記載
「掲載」とは、「雑誌や新聞などに文章や写真を載せること」と、ここまで説明してきました。では、「記載」というのも文字を文章などに残しているので同じ意味ではないかと思いがちですが、「記載」は単に文字を記入すること、あるいは文字が記入されている状態をいいます。
既にできあがった文章や写真のことを指し示しているわけではないので、ここが大きな違いと言えるでしょう。
掲載を正しく使おう
この記事では、「掲載」という言葉をテーマにして、基本的な意味や使い方に加えて、インターネットにおける意味や使い方をご紹介してきました。また、「登載」「掲示」などの「掲載」と似ている言葉も例に挙げて、その言葉の意味や使い方についても見てきました。
「掲載」という言葉は、文章や写真を、新聞や雑誌、ホームページなどに載せることを意味している言葉です。「掲載」という言葉を理解して、正しく使いましょう。
雑誌などを有効に使って情報収集しよう
初回公開日:2018年01月19日
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