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「天地人」の意味と使い方・語源・生花での意味|孟子

更新日:2024年04月20日

天地人とはいったいどのような語源で、どんな意味を持つのでしょうか。大河ドラマの「天地人」は高視聴率でした。また生け花でも「天地人」と言われます。今回はその実態に迫ります。知っているようでも知らなかったことを、深く読み解いてみます。

松竹梅の発祥は

その元とは中国の「歳寒三友」が日本に伝わったとされます。それが江戸時代の京・嶋原や大坂・新町の遊廓で、遊女の格付けとして「松=太夫(たゆう)」「梅=天神」「竹=囲」からと言われています。

「歳寒三友」とは

画題のひとつです。松・竹は、寒い冬期にも緑を保ち、梅は春近という時期に花を開くことから、言われるようになりました。またこの松竹梅には、植物界の代表が集まっています。

松:裸子植物、竹:単子葉類、梅:双子葉類です。

その違いとは

「天地人」は、「天>地>人」の順とされますが、松竹梅については、現在の食堂などで価格に「松>竹>梅」の順序が付いている場合が多くみられますが、必ずとは限りません。また、「天地人」の意味としては宇宙的な理を表すのに対して、「松竹梅」は植物の生に関して表現しています。

天地人とは全宇宙に共通する!

「天地人」とは全宇宙を形成する、全てのモノのという意味のことです。そして人間とはその中でいかに状況を把握し、また人としてその利を、いかに生かせるかによります。この「天地人」の本当の意味を理解し、人生に生かしてください。

初回公開日:2018年01月24日

記載されている内容は2018年01月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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