「慢心」の意味と使い方・例文5コ・「油断」との違い・ことわざ
更新日:2024年11月03日
「慢心」が入った名言/ことわざ
続いて、「慢心」の言葉が入った名言やことわざを見ていきます。「慢心」の意味や使い方を学んだ方へのプラスの知識になります。
この名言やことわざを理解するには、「慢心」の言葉への知識が必須です。さらに理解を深めましょう。
また、「慢心」という言葉に限らず、いろんな言葉のことわざや名言をあまり知らない方は、興味を持って覚えるようにしましょう。その知識は決して無駄にならず、人生を豊かにしてくれるはずです。
「慢心は人間の最大の敵だ」シェイクスピア
シェイクスピア、16世紀のイギリスの劇作家、ハムレット・ロミオとジュリエットなど数多くの傑作を生み出した彼はその名言に続けて、こう述べています。
運命をはねつけ、死を嘲り、野望のみを抱き、知恵も恩恵も恐怖も忘れてしまう。
「慢心」をすることで、大事なものを失ってしまう恐ろしさを語っています。自分の野望にとらわれ、本当に大切なものを見失ってはいけません。「慢心」せずに謙虚に生きよ、と謳っています。
「慢心鼻を弾かる」
これはことわざであり、「慢心が高じると、大恥をかかされることがあるから注意せよという教訓」と意味されています。
こちらは、慢心には注意せよという教訓になっています。ことわざになると、言葉数少なく、深い意味を持ち、ずっしり胸に響く気がします。
この言葉を初めて聞いた方も多いのではないでしょうか。ことわざは日本の美しい文化の一つです。この機会に、この言葉を覚え、理解し、使ってみましょう。
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「慢心」の類語
「慢心」の意味を十分理解したところで、「慢心」の類語を確認していきましょう。ここでも、例文を使って比較し、解説していきます。
類語は「過信」「驕り」「自信過剰」「驕心」「慢心」です。これらの意味を理解し、使い分けることのできるようになりましょう。
ぜひ例文を見たところで、「慢心」に置き換えるとどうなるかと、ご自分で置き換えてみましょう。では、さっそく説明していきます。
「過信」
例文:彼は自分の実力を過信している
「過信」は「自信を持ちすぎる」ことを意味します。例文は、彼は自分の実力に自信を持ちすぎている、と置き換えることができます。
「過信」は、「慢心」とニュアンスが似ています。しかし、「慢心」と違うところは、「過信」の場合、彼が感じているほどの実力はなかったという意味が含まれる点で異なります。
ニュアンスの違う言葉を同じ使い方をしてしまうことは、誤った使い方のため、注意しましょう。
「驕り」
例文:彼は言葉の端々に驕りがみえる
「驕り」には「得意になって高ぶること」という意味があります。例文は、彼は言葉の端々に得意になって高ぶっている様子が伺えると置き換えることができます。
「驕り」は「慢心」とほぼ同じ意味で使われます。例文を「慢心」を使って置き換えると、「言葉の端々からわかるように彼は慢心している」と表現できます。「慢心」=「驕り」となり、同じ使い方ができることを覚えておきましょう。
「自信過剰」
例文:彼は自信過剰である
「自信過剰」は「自信を多く持ちすぎること。本来の実力や地位などを見誤り、自ら過大評価していること」という意味を持ちます。例文は、彼は自信を持ちすぎている、と置き換えることができます。
「自信過剰」は「慢心」と似たニュアンスで使われます。しかし、「慢心」の類語のひとつ、「過信」により似た意味になります。似ているけれど、同じではない、この2つの言葉をしっかり区別するようにしましょう。
「驕心」
例文:彼は自分の実力に驕心している
「驕心」は「きょうしん」と読み、「驕り高ぶる心」を意味します。例文の意味は、彼は自分の実力に驕り高ぶっている、となります。これまでの記事を見てわかるように、「慢心」とはほぼ同じ意味で使われます。
以上、4つの「慢心」の類語でも、全く同じ意味で使っていい言葉、若干意味の異なる言葉を理解できたでしょうか。特に「慢心」と「過信」の微妙な違いを区別し、使い分けましょう。
「慢心」の対義語
初回公開日:2018年01月12日
記載されている内容は2018年01月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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