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「ハイライト」の意味と使い方・語源・ローライトとの違い

更新日:2024年02月09日

「ハイライト」という言葉は、テレビなどでよく耳にします。実は色々な意味があることをご存知でしたか。ヘアスタイルやメイク、野球、イラスト、ITや思想、タバコの銘柄にまで幅広く使われている言葉です。使われる分野によって意味が異なる「ハイライト」を紹介します。

クリームタイプのハイライト

クリームタイプのハイライトは、発色の良さと濡れたようなツヤ感が魅力です。モチが良いのがこのタイプです。一方で、つけすぎやムラ、ヨレには注意が必要になります。また、パウダーアイシャドウの下地として使うこともできます。

クリームタイプのハイライトは、主に指を用いて肌にのせていきます。指に取ったら、トントンと叩くようにしてのせていくのがポイントです。

似たタイプにスティック状のハイライトがありますが、こちらも指にとってトントンと馴染ませることで自然なツヤ感を出すことができます。スティック状の場合はもちろん直塗りも可能です。

「ハイライト」と「ローライト」の意味の違いについて

ここまでは明るさをプラスするハイライトについて紹介してきましたが、「ローライト」はまさにこの反対の意味を持つ言葉です。部分的に暗さをプラスするのがローライトです。

ローライトをプラスしたヘアスタイル、すなわちベースとなる髪色よりも暗い色を部分的に入れたスタイルでは、立体感や動きが増します。ハイライトと組み合わせて入れることで、さらに効果的に奥行き感を演出できるでしょう。

メイクにおけるローライトには、顔の影になる部分に入れることで、より陰影を際立たせる効果があると言われています。フェイスラインに入れればシャープな横顔を演出できるでしょう。加えて、生え際付近にさっと入れることで小顔効果が狙えるでしょう。こちらもハイライトと組み合わせて使うことによって、さらに高い効果が期待できることもあります。

野球での「ハイライト」の意味と使い方とは?

野球でのハイライトとは、数々のプレーの中で特に興味をそそる場面を意味しています。このような意味での「ハイライト」は、野球に限らず、スポーツニュースでは聞かない日がありません。

「今日のハイライト」や「試合のハイライトシーンが放送される」といった使い方をします。「今日の試合のダイジェストを放送する」などといった場合は、このハイライトとなるシーンが中心となってまとめられていることが多いでしょう。

映画などに関する文脈での「ハイライト」も、この場合と同じ意味を持っており、同様の用法で当てはめることができます。「この映画のハイライトは、ヒロインと再会した主人公が彼女を抱き締める場面だ」や「ハイライトシーンが予告編に使われる」といったような使い方をします。

イラストでの「ハイライト」の意味と使い方とは?

もともと「ハイライト」という言葉は、絵画や写真などのもっとも明るく見える部分、光線が特に強くあたって白く見える部分を意味しています。イラストでもこちらと同様の意味で使われます。ハイライトの有無、位置や大きさ、形を変えて描くことで、表情の変化などを表現することができます。

また、絵画用語のハイライトとは、光の当たった明るい部分を白のチョークや絵の具などで浮き立たせる技術を指します。特にデッサンにおいて使われる場合が多いです。

イラストや写真においては、より限定的な部分に入るハイライトとして、目に映る光を「キャッチライト」、髪に反射する光でそのツヤが強調された状態を「天使の輪」と呼ぶこともあります。

ITでの「ハイライト」の意味と使い方とは?

英語で「ハイライト」は、「強調する」や「目立たせる」という意味を持ちます。IT用語としては、背景色を反転させる、色を変更する、明度を変更するなどといった工夫によって、強調したい文書や、Webページのテキストなどを際立たせる表示方法を意味する語として用いられています。

また、ワープロソフトやWebページなどでは、テキストの一部などを反転表示したり、背景に蛍光色を使用したりして目立たせる強調機能が「ハイライト」と呼ばれています。特に「ハイライト表示」と呼ばれることも多くあります。

右翼の「ハイライト」の意味と使い方とは?

右翼の「ハイライト」は、あまり聞いたことのない使い方だと感じられる方もいらっしゃることでしょう。この語の成り立ちから紐解いていきましょう。

「ハイ」とは?

「ハイ(high)」という言葉には、位置・程度が高いこと、数量が多いことなどを表す用法があります。たとえば、等級や階級といった意味を持つ「グレード」という単語に「ハイ」をプラスした「ハイグレード」という言葉は、グレードが高いさま、すなわち高級な、良質の、という意味を持つようになります。

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初回公開日:2018年02月16日

記載されている内容は2018年02月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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