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「的確」の意味と使い方・「適格」「正確」「適切」との違い

更新日:2024年03月10日

「的確」には、「適格・適切・正確」などの混同されやすい言葉がいくつか存在しています。それらとの違いは多少ながらあるため、「的確」の意味や使い方を学びながら、違いを確認しておきましょう。また、類語や読み方についてもご紹介しています。

妥当

「妥当(だとう)」の意味は、「物事の事情などによく当てはまっていること(考え方や処理の仕方に無理なところが無く適切)」です。「無理なく当てはまる」という点が、特徴になります。

明確

「明確(めいかく)」の意味は、「ハッキリして間違いのないこと」です。「明らかで確か」と書くように、「ハッキリしている」ことが意味の主体と言えます。「的確」にある「肝要な点を捉える」と「ハッキリしている」ことは別のことですので、使い分け方は明白です。

確実

「確実(かくじつ)」の意味は、「確かで間違いないこと」です。「的確」のように「肝要な点」などの他要素を含まず、単に「確か・確かで間違いない」ことを表す時に使います。

「的確」を正しい意味で使おう!

「的確」の意味は、「肝要な点(非常に大切な点)を確実に(間違いなく)捉えている(把握している)こと」です。「適格・適切・正確」とは表していることに多少の違いがあり、それらと比較して分かる「的確」の特徴は「肝要な点を捉えること」が含まれることです。「非常に大切な点を間違いなく把握すること」を表す時には、「的確」の表現を用います。

「正確」との使い分け方は紛らわしい点があり、厳しく分ける必要もないと言えますが、主体となる意味が「正しく確か」なことだけではなく、「肝要な点を捉える」ことも含まれる場合は「的確」が適します。何を表すのか、意味の主体となることは何なのか、といったことを考えて使うと良いでしょう。

初回公開日:2018年04月10日

記載されている内容は2018年04月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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