「貶される」の意味と使い方・夢占いの意味・読み方・心理
更新日:2024年07月29日
人に貶されるのは大抵不快な気持ちにしかなりませんし、それが心当たりのない見当違いな内容なら、なおさら嫌な気分になることでしょう。そもそも、なぜ自分は貶されるのか、そう考えたことはありませんか。そして、今もなお貶され続けている理由が知りたいとおもうのは、貶されている側として自然なことです。
せめて理由がわかれば、納得はできなくても理解することはできるでしょうし、解決の糸口になる可能性も出てきます。この項目では、なぜ貶されているのか、貶され続けているのかをご紹介します。
自分の意見が言えないから
自分が貶されてしまう理由の1つとして挙げられるのは、自分の意見が言えないという点です。学校でも、職場でも、大人しい人や雰囲気の暗い人などが、身近にいた覚えはないでしょうか。そういった人たちの中には、自分の考えをしっかり持ち、意見を言える人もいますが、まったく言えないという人もいます。
誰かが自分を貶してきたとしても、はっきり反論するなり、拒絶するなりしていれば、相手は自然と離れていきます。しかし、いくら貶されても、自分の意見をまったく言わない状態が続けば、貶している側は調子に乗って、余計に貶してくるという悪循環が繰り返され、いつまでも状況は変わりません。
我慢しているから
自分が貶されてしまうのは、何を言われても、我慢している態度にも問題があるでしょう。人のことを貶すのは、相手に対して失礼であり、どのような理由があろうとやってはいけない行為です。そのため、貶されて不快に感じたなら、怒ったり、冷静に反論したりするのは自然なことと言えます。
しかし、何らかの理由により、貶された側が我慢して、何も言わないでいれば相手に「貶してもいい」という許可を与えたようなものでしょう。相手はこれまで以上に遠慮なく、言葉を選ばずに貶してきます。
強気な発言が目立つから
自分が貶されてしまうのは、普段から強気な発言や行動が目立つことも理由として考えられます。いつも自信にあふれた発言や行動をしている人が、そのとおりに結果を出していれば、周囲の人は、尊敬の眼差しを向けることでしょう。しかし、人によっては、そのことが気に入らず、些細なことを突いて、貶してくる人もいます。
また、強気な発言や行動に結果がついてこない人に対しては、なおさら生き生きと貶してくることでしょう。どんな形であれ、人よりも目立っている存在を見るとなにかしら言いたくて仕方ない人がいるということです。
貶される人が知りたい貶す人の心理って?
貶される人が理解できないのは、貶してくる人の心理です。普段、誰かを貶すことのない人にとって、その行動は理解に苦しみます。貶される状況を変えたい人は、貶す側の心理を知る必要があるでしょう。この項目では、貶される人が知りたい貶す人の心理についてご紹介します。
貶してくる彼氏の心理
貶してくる人の中には、付き合っているはずの彼氏がいる場合もあります。交際中の相手を貶す彼氏の心理はさまざまです。その1つとしては、自分が優位に立ちたいという点が挙げられます。この場合、彼氏は自分に自信がなく、彼女の欠点や短所を口にすることで、自らを相手よりも上に置き、自分が正しいとおもいたい人です。
また、自信がないということは、無意識のうちに彼女を自分よりも上だとおもっている可能性もあります。もしそうだとしたら、彼女を貶す行動はなおさらしつこいことでしょう。そのため、彼女に対して何か劣等感を抱いている、愛されている自信が持てないという場合、相手が離れていくかどうかを試す意味も含まれています。
貶している自覚がない
そもそも、本気で相手を貶しているという自覚がない人もいます。初対面の相手をいきなり貶す人はあまりいませんが、冗談を言い合えるくらいに親しくなった場合、多少きつい言葉を言ったとしても受け流してくれるだろうという甘えが生じやすいです。確かにそれができる人もいますが、聞き流せない言葉というのは誰にでもあるでしょう。
そのため、こちらは貶されたと感じる言葉が、相手にとってはただの冗談に過ぎず、貶しているつもりはまったくないという状況になります。こちらが「貶されているようにしか聞こえないから、止めてほしい」といっても、本気で冗談としかおもっていない人には、取り合ってもらえません。
自分の意見が正しいとおもいこんでいる
貶してくる人の心理として、自分の意見こそが絶対に正しいとおもいこんでいる場合も挙げられます。幼い頃からの家庭環境や人間関係などで培ってきた価値観が、誰にでも適用される正しいことと固く信じているので、誰かの意見を尊重するということをまったくしない人です。そのため、自分の考えからずれてる人に対しては、とても厳しい対応をします。
あくまでも、自分の考えが正しいことを大前提にしているので「間違っているあなたの意見を自分が正してあげよう」という姿勢が、相手を貶すことにつながります。本人に貶しているつもりがないという点では、先述した話と同じです。違うところとしては、冗談ではなく、真面目に善意で言っているという点でしょう。
嫌いだから
貶してくる人がどんな心理をしているか考えた時、真っ先に出てきやすいものとして「自分のことを嫌っている」という点が挙げられます。この心理はとてもシンプルで、ただ嫌いだからという理由で相手を貶すことで、自分の気持ちをすっきりさせるということです。しかし、わざわざ貶すために、嫌いな相手と顔を合わせなくてもいいのではないか、そう考える人もいるでしょう。
「好きの反対は無関心」といいますが、誰かを嫌う気持ちも結局のところ、その人に興味や関心を持っているからこそ、生まれてくるということです。そのため、無関心を貫くようなことはできず、嫌いな相手を貶して、自分の気持ちを満足させようとします。
貶すことが当たり前とおもってる
貶してくる人の心理として、人と話す時、貶すことが当たり前という感覚で接している人もいます。例えば、家族や友達、近所の人同士などで交わされるやりとりが、どれも相手を貶す言葉で構成されていれば、子どもはこれが普通なんだと学んで大人になります。このように子どもの頃から、貶すことが当たり前の環境で育てば、それが普通になるのも無理からぬことでしょう。
この場合、もはや挨拶と同じ感覚で、相手を貶す言葉が自然と出てきますし、相手がそれで腹を立てる理由も理解できません。
初回公開日:2018年04月09日
記載されている内容は2018年04月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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