「存在意義」の意味と使い方・見出す方法｜仕事/父親/生きがい
更新日：2024年04月19日
「存在意義」の意味と使い方・例文
よく使われる存在意義という言葉があります。自分の人生に悩んだりしたときに使うことが多くあります。それでは、存在意義とはどういった意味なのでしょうか。存在意義について、意味や使い方を順番にみていきましょう。
意味
存在意義の意味は、自分がこの世の中に存在することへの価値や必要性のことをいいます。世の中において存在する意味があるということであり、存在することによって作り出される価値についても存在意義という言葉が使われます。
また、自分が自信を持っているときに使用されることは少なく、自分の存在に対する不信や価値を疑うなどのネガティブな状況で使用される言葉です。
元気がいいときに「自分の存在意義は」などと語るのではなく、自分が精神的に参っているときや自身で自分の重要性を疑っているとき、「自分がいる必要がないのではないか」と感じているときに口から出やすくなってしまいます。
存在意義がある
使い方は「自分には存在意義がある」または「自分には存在意義がない」などの二元的に使用されることがほとんどです。
自分が自信の価値を見いだせない時などに「自分の存在価値とは」と疑問を提示する際にも使われます。自分に疑いがないときに使われることはありません。
例えば、誰かが非常に困っていて助けを求めているとき、その人を命がけで助けたとします。そういった場合、当然その人に感謝されます。自分が自信をなくしていたりすれば、その人を助けた自分に価値があったので「自分にも存在意義があるのだな」といった風に使います。
仕事で存在意義を見出す方法
普段の生活や人との関わりや生活に存在意義を見出せず、仕事に存在意義を見出す人もいます。仕事で存在意義を見出すには、どういった方法があるでしょうか。
会社
会社に所属して仕事をすることは、自分の存在意義をもっとも感じやすいことです。同時に大人になれば、仕事以外に存在意義を見出すことが難しい人が大勢います。それほどまでに、仕事は人の生活に入り込んでいます。
毎日忙しく仕事に全てを注いでいる人は、仕事での成否を非常に気にします。加えて、仕事で認められることによって、自分に自信を与えて存在意義を感じることができます。
逆に仕事ができない人や、大きなミスをしてしまった人は、自分は社会で役に立たずだと感じたりし、存在意義を見失うことすらあります。
出世
自分にとっての存在意義を考える時に、やはり出世を意義とみなす人も大勢います。単に仕事をお金がもらえる道具と考えるのではなく、仕事をしてその結果をもらって初めて存在の意義があると考えるためです。
出世したいしたくないは、人それぞれでしょう。仕事が純粋に楽しくてしている人もいれば、お金を得るための手段として考える人もいます。また、仕事にやりがいを感じても出世などに興味もなく、自分のプライベートを重視する人もいます。
しかし、自分の存在意義がわからない人にとっては、目で見てわかりやすい結果が欲しい気持ちが強くあります。働く上で目で見えてわかりやすいものは、役職であったり肩書であることは紛れもない事実です。
父親の存在意義
父親をしていると、妻や子供から適当にあしらわれたり、あまり大事にされなかったりすることがあり、辛い想いをすることがあります。挙げ句にATM扱いをされて、自分の存在意義を考えてしまうことがあるでしょう。
自分はお金を稼ぐだけの道具なのか、お金を稼がなかったら見向きもされないのかと、悩んでしまう父親もいるのではないでしょうか。
しかし、父親の存在意義は、子供ができる最初からきちんとあります。父親がいないと子供はできません。子供が育ち、妻が生活をしていけるのも、子供の父親であり夫である男性が身を粉にして家族のために働くからです。
存在意義について悩まずに、ときどきは家族に「もっと敬え」と文句を言っても構いません。自分の意見や気持ちを頑張って家族に伝えることも大切なことです。
存在意義がないと思ったら考えるべきこと
嫌なことがあったり、辛いことがあったりしたときに、自分の存在する理由がわからなくなり存在意義について考えてしまうことがあります。そういったとき、あまりネガティブに考えると良い方向に転びません。自分に存在意義がないのではないか、とつい考えてしまうときはどうしたらいいでしょう。
初回公開日：2018年05月01日
記載されている内容は2018年05月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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