「外面がいい」の意味と使い方・人の特徴|上司/彼氏/旦那
更新日:2024年10月18日
外面がいい人ってどんな人?
外面がいい人とはどのような人のことを言うのでしょう。今回は外面がいい人の特徴や、「外面」という言葉の意味や使い方についてご紹介します。
まず外面がいい人というのは、外では気を張っていい人だけれど、身内や気を許した相手に対しては大きい態度を取ったり甘えてしまったりする人のことをいいます。そのような外面がいい人の特徴は、自分に自信がないということです。自分に自信がないため他者にはよく見せようと、気を張ってしまうのでしょう。
反対に気を許した相手に対しては、甘えによって態度が大きくなってしまいます。そのため、自分に対してはいい人を演じず、逆に自分勝手な態度をとってくる人がいれば、ポジティブに考えれば気を許しているのだろうと捉えることもできます。
外面がいい上司
外面のいい人が上司だった場合、どのような特徴が見られるのでしょう。先ほどもあったように、外面がいい人は基本的に自分に自信がない人です。よく見られたいと思うところから外面の良さがきているといえるでしょう。
そのため、すぐに解決策を教えてしまう上司は外面がいいといえません。一見すると相談したときに教えてくれるのだからいい上司ではないかと感じてしまいますが、それは間違いです。ものごとが速く前に進めば自分が評価されるのではないかということが頭にあり、部下の成長については考えられていません。
入社したての場合は特に、一見すると優しい上司には要注意です。
モラハラの外面がいい男の特徴
まずはモラハラの意味から確認しましょう。モラハラとは肉体的な暴力ではなく、言葉や態度などで精神的に人にダメージを与える嫌がらせのことをいいます。最近ではそのようなモラハラにプラスして、外面がいい男性が増えてきています。
モラハラの外面がいい男性に引っかからないために、特徴をおさえておきましょう。
彼氏
モラハラの外面がいい男性が彼氏の特徴は、付き合う前・付き合いたてには、モラハラをするような人だと気付きにくいということです。なぜなら、最初はとても優しいからです。モラハラの男性は、小心者が多いといわれています。そのため女性がどのような人なのか、どのような出方をするのかということを見ながら、慎重に関係性を進めていきます。
自分の評価を高くし相手の女性に気を向けさせると、そこから性格が豹変し、言葉や舌打ち・ため息などの態度で女性を精神的に追い込んでいきます。もしこのような男性と付き合ってしまったら、気づいた時点で別れることをします。
上司
彼氏の場合と同じでモラハラの外面がいい上司も、最初はとても優しく頼りになる上司です。質問すると何でも教えてくれるような上司が何をきっかけに豹変するかというと、仕事などに対し意見や提案をしたときです。「こうしてはどうですか」などといってしまうと、「誰に偉そうな口をきいているんだ」と理不尽に怒られてしまいます。
なぜなら、そのような上司は支配欲が強いからです。自分の思いどおりに事が進んでいるうちはいいけれど、自分のやり方に意見を言われると、思いどおりにいかなくなり態度を変えてしまいます。
このような男性が上司になってしまった場合は、周りにたくさん味方を作りいつでも助けてもらえるようにし、なるべく1対1の状況を生まないようにすると良いでしょう。
旦那
まず旦那がモラハラな場合の特徴に、自分の非を認めない、家庭内で起きた問題は全て妻のせいにする、離婚を避けるためにわざと同情をあおるような態度を取るなどがあります。数々の特徴はありますが、極めつけが外面がいいことです。
家庭内では苦しんでいても、旦那は周りにはいい顔をするため自分の苦しみは周囲の人に理解されにくいです。自治体ごとにモラハラの窓口を設けているところもあるので、心当たりがあれば相談することをします。
「外面がいい」の意味と使い方
外面がいい人についてあれこれ見てきたところで、次は原点に戻って言葉の意味と使い方を確認していきましょう。
意味
そもそも「外面」と書いて、読ませ方は三通りあります。「がいめん」、「げめん」、そして「そとづら」です。それぞれ大きく意味が変わることはありません。今回はテーマにもなっている「外面(そとづら)」の意味を見ていきます。
1つ目が「物の外側の面」です。2つ目が「他人との応対などに見せる顔つきや態度」です。「外面がいい」という言葉の場合の「外面」は2つ目の意味を持ちます。そのため「外面がいい」の意味は「他人との対応などに見せる顔つきや態度がいい」ということになります。
使い方
「あの人は外面がいい」などの発言は、身内には横柄な態度を取るにもかかわらず、そこまで仲が親しくない人や、仕事関係の人に対しては愛想よく振る舞う人に対して使われます。
例えば「友達の前ではやりたい放題なのに、職場では良い人ぶってて、外面がいいな」といったような感じで使います。また自覚がある人や、わざとそうしている人は、よく「私外面はいいんです」などといっているのを耳にします。
人に対する評価でも、自分がどういう人かを伝えるときにも使われる言葉だということがわかります。
初回公開日:2018年05月15日
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