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「必要があります」の意味と使い方・敬語・類語・例文|尊敬語

初回公開日:2018年05月27日

更新日:2020年06月02日

記載されている内容は2018年05月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「必要があります」の使い方で悩んだことはありませんか。語尾が「ます」なので敬語表現となっているのか、相手に失礼な言い方ではないかなど、心配は尽きません。「必要があります」の意味と使い方、敬語表現や例文などをご紹介していきます。

必要と必用の違い

「必要があります」の意味と使い方・敬語・類語・例文|尊敬語
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パソコンで「ひつよう」と入力すると、「必要」と「必用」の2種類が漢字変換の候補としてでてきます。「必要があります」と「必用があります」の違いはきちんと把握できているでしょうか。どちらも漢字そのままの意味です。

「必要があります」は、「必ず要(い)ります」という意味で、「必用があります」は「必ず用(もち)いなければなりません」という意味です。

例えば、「体育館シューズが必要です」は、「体育館シューズがいるので、用意しておいてください」という意味ですし、「体育館シューズが必用です」だと「体育館シューズを必ず用いてください。他のシューズではだめです」という意味になります。

たかが1字ですが、意味が大きく変わってしまうので、これらの違いに気を付けながら使うようにしましょう。

「必要があります」の意味と使い方

それでは、「必要があります」の意味と使い方をみていきましょう。「必要があります」には大きく分けて2つの意味があります。

なさなければならない(しなくてはいけない)という意味と、なくてはならない(それがなければ不都合が生じる)という意味です。

例えば、「テストでいい点をとるためには、テスト前だけでなく日頃からしっかり勉強をする必要があります」などという使い方がされます。

「必要があります」の敬語

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それでは次に、「必要があります」の敬語表現についてみていきましょう。「必要」そのものには敬語表現は存在しませんので、「あります」の部分を敬語表現にしていきます。

尊敬語

尊敬語として「必要があります」と言いたい場合には、「必要がおありになります」となります。少し回りくどい言い方となります。さらに丁寧な敬語表現にすると「必要がおありになるということでございます」となります。

こちらはさらに回りくどい言い方になります。したがって、「必要があります」は、尊敬語での敬語表現をすると、回りくどい言い方となってしまう点に注意が必要です。

謙譲語

謙譲語は自分がへりくだる敬語表現です。では、「必要があります」の謙譲語表現はどのようになるのでしょうか。実は、「必要があります」には謙譲語での敬語表現はありません。尊敬語での表現か、丁寧語での敬語表現のみとなります。

丁寧語

丁寧語での「必要があります」は、「必要がございます」となります。敬語表現としては、丁寧語での表現がしっくりくる言い方と言えるでしょう。

また、「ある」を丁寧にした言い方が「あります」であるため、「必要があります」と言っても相手に失礼な言い方とは言い切れません。「あります」よりも「ございます」の方がより丁寧な印象を与えるということです。

「必要があります」の類語

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「必要があります」には2種類の意味があります。したがって、「必要があります」の類語も、どちらの意味で使うかによって、変わってくると言えます。それでは、それぞれについて、みていきましょう。

なさなければならない

「必要があります」を「なさなければならない」の意味で使いたい場合は、次のような言葉が類語となります。

例えば、「しなければいけない」、「必ずやらなければならない」、「しないわけにはいかない」などです。

なくてはならない

「必要があります」を「なくてはならない」の意味で使いたい場合の類語には、「マストな」、「外せない」、「要する」、「捨てがたい」、「夜も日も明けない」などがあります。

「欠かすことのできない」、「必須の」などは、「なさなければならない」の場合でも「なくてはならない」の場合でもどちらでも使えます。

したがって、「必要があります」を言い換える場合には、これら2つの言葉に置き換えると、どちらの意味でも理解してもらえるため、使いやすい言葉といえます。

「必要があります」を英語で表現すると

それでは次に、「する必要があります」の英語表現についてみていきましょう。英語では「必要があります」を表現する単語としては、needやrequirementがあります。それぞれの意味の違いについてポイントをおさえていきます。

needとrequirementの違い

「必要があります」の英単語表現にはneedとrequirementがあります。needは、「○○が必要とする」あるいは「○○の必要がある」という意味です。requirementにも同じような意味があるのですが、この2つの違いはなんでしょうか。

needは主観的に必要である時に使われます。「助けが必要だ」や、「勉強する必要がある」といった場合です。それに対してrequirementは、客観的に必要である時に使われます。義務的なことあるいは規則で必要であるということを表す単語のため必須条件とも訳されるrequirementは、needよりも、わらに必要性が高いものに使われます。

「する必要があります」の英会話表現

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それでは次に、英会話表現としての「必要があります」についてみていきましょう。以下に4つの例を出していますが、それぞれニュアンスが異なります。おさえておきましょう。

need to

主観的な意味合いを持つneedを使った表現であるneed toは「なさなければならない」の意味で使います。目標達成のためになさなければならないこと、例えば、入試に合格するとか、コンクールで入賞するなどの目的のときに使われます。

また、こういったイベントでなくても、日常的な表現でもneed toは使います。例えば、「フランス語を話せるようになるためには、もっと勉強しなければならない」といった場合です。

否定文にするときは、needが一般動詞のためdon't need toとします。

be required to

客観的な意味合いを持つrequiredを使った表現であるbe required toは、基本的には受動態(受け身の形)で使われます。したがって、「必要があります」よりも強い意味の「義務付けられている」と訳されることが一般的です。

否定文にするときはbe動詞のあとにnotを付けます。「○○する必要はありません」という意味になります。

have to

「必要があります」のなかの、「なさなければならない」において、義務付けられている意味合いを持つのがhave toです。need toよりも強い表現となります。

締切や規則がありやらないという選択肢がない、すなわちやることが義務であることを指すときに使われる英語表現です。

must

mustは、先ほどのhave toよりもさらに強い表現で、義務化されているだけでなく強制的にやらされるというイメージに近いといえます。かなりの上から目線で、相手に「○○する必要がある」と言っている感覚です。

否定文のmust notは「(絶対に)してはいけない」という強い禁止の意味がありますが、have toの否定文であるdon't have toは「しなくてもよい(する必要がない)」という、禁止よりは許可の意味合いがでてきます。

否定文にするときには、これらの違いに留意するといいでしょう。「しなくてもいい(できたらしておいて)」と言っているつもりが、「絶対にしないで」という強い否定となってしまうからです。

「必要があります」を正しく使おう

「必要があります」という言い方は、敬語表現としても不適切なものではありません。より丁寧さを出すのであれば「必要がございます」のほうが良いでしょう。

また、英語表現でも「必要があります」を表す言葉はたくさんあり、ニュアンスによってどの語を使うかを選ぶと間違いは回避できるでしょう。

「必要があります」を場面に合わせて適切に使えるような素敵な大人を目指したいところです。変に敬語を意識しすぎて回りくどい言い回しにならないように気を配りましょう。

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