敬称略・順不同の意味と使い方|例文と注意点も合わせて紹介
更新日:2024年10月13日
「敬称略と順不同の意味や使い方や、どこに記載すればいいかがわからない」
「敬称略と順不同を使うにあたって、注意点やポイントはあるの?」
敬称略と順不同は、立場が上の人や社外の人に使うことも多く、使うときにたくさんの疑問や不安があるのではないでしょうか。
本記事では、敬称略と順不同の意味と使い方に加え、使うときに気をつけるべきポイントと注意点について紹介しています
この記事を読むことで、敬称略と順不同を使うのに必要な知識や、使うときに気をつけなければいけないことについて把握できます。それらの知識を身につけておけば、敬称略と順不同を使うときに失礼を働いてしまう可能性を事前に避けられるでしょう。
敬称略と順不同の意味や使い方が知りたい人は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
敬称略と順不同の意味
ここでは、敬称略と順不同の意味を紹介します。敬称略と順不同は、ビジネスの場などで一緒に使われる場面が多いです。記載されるときも並べられまて使われますが、意味は全く違います。
それぞれの意味を確認することで、敬称略と順不同を適切な場面で使えるようになるでしょう。それぞれの意味を把握し、敬称略と順不同の理解を深めてください。
敬称略の意味
敬称略とは、本来敬称をつけるべき人物に対して、敬称を省略するときに使われる言葉です。敬称とは、相手に対して敬意を表す言い方を指し、人名や相手の事物に対して使われます。具体的には、様や社長、先生などが敬称としてよく使われるものです。
羅列された名前が多い場合、名前全てに敬称が付いていると名簿が読みにくかったり、名前を読み上げるときに時間がかかるでしょう。そのような状況を避けるために、名前が多く羅列されているときは敬称略が使われます。
順不同の意味
順不同とは、並び方に一定の基準がないことを示すときに使います。もともとは順序不同という言葉として使われており、それが省略されて順不同になりました。順序は基準に沿った並び方という意味があり、不同がその意味を打ち消しています。
ビジネスシーンでは、多くの名前が羅列されているときに順不同が使われます。名前の並びに貴賤や優劣などの基準がなく、意図的に並べられたわけではないことを示す言葉です。
敬称略と順不同の書き方と読み上げる時の違い
ここでは、敬称略と順不同の書き方や読み上げるときの違いを紹介します。敬称略と順不同は一緒の場面で使われることが多いですが、書き方と読み上げるときに違いがあります。
敬称略と順不同はビジネスの場で使われることが多く、形式に習って使わないと失礼な印象を与えることになりかねません。ポイントと注意点を把握して、敬称略と順不同を正しく使えることが大切です。
書く時は最初か最後に記載する
敬称略と順不同は、名簿の最初か最後に記載します。最初に記載しておけば、そのあとに続く名前が敬称略と順不同で記載されていると一目でわかるでしょう。もちろん、名簿の最後に記載しても問題はありません。
敬称略と順不同の記載がない状態で敬称を外してしまうと、相手は呼び捨てにされたと感じるでしょう。その場合、相手に不快感を与えることになってしまいます。トラブルを避けるためにも、必ず記載するようにしましょう。
記載する際はカッコ書き
敬称略と順不同を記載するときは、カッコを使って書きましょう。書き方は、「(敬称略、順不同)」のようになります。カッコをつけて記載することで、相手の目に留まりやすくなるでしょう。記載するときは、名簿の最初か最後のどちらかに書きます。
カッコで強調しているとはいえ、敬称略と順不同であることが相手に伝わっていない場合もあります。そのような事態を避けるために、読み上げる前には口頭で敬称略と順不同であることを伝えましょう。
初回公開日:2022年07月28日
記載されている内容は2022年07月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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