敬称略・順不同の意味と使い方｜例文と注意点も合わせて紹介
更新日：2024年05月01日
敬称略と順不同は、人数が少ないときは使わない方がいいでしょう。そもそも、敬称略と順不同は名簿の名前が多いときに、煩わしくなるのを避けるために使われるものです。そのため、人数が少ないときは敬称略と順不同を使わない方が、相手に敬意を伝えられます。
名簿の人数が少ない場合は、敬称が付いていても手間はそこまで増えません。また、役職ごとに名前を記載するのもそこまで大変ではないでしょう。
立場や序列が分かっている場合には順不同を使用しない
敬称略と順不同は、相手の立場や序列が明らかな場合は使わない方がいいでしょう。名簿が大人数の時でも、立場が明らかなときは敬称を省略しないで、順序も立場順にしましょう。
立場が明らかなのにもかかわらず敬称略や順不同を使うと、相手に失礼になる可能性が高いです。相手に敬意をしっかり伝えるためにも、敬称略と順不同の使うタイミングに気をつけるようにしましょう。
二重敬語にならないようにする
敬称略を使う時は、二重敬語にならないように注意しましょう。役職名には、相手への敬称の意味が含まれています。そのため、敬称略したときに役職を記載するのは二重敬語です。敬称略するときには、役職名の記載も省略するようにしてください。
敬称と似たもので各位がありますが、これは敬称略をしたときでもつけられる言葉です。ただし、各位にはみなさまという意味があるため、敬称と併用はできません。
敬称略・順不同の意味と使い方を理解しよう
敬称略と順不同は、名簿に羅列されている名前が多いときに、わかりやすくしたり、読み上げやすくしたりするために使うものです。都合上申し訳ないというニュアンスが含まれている言葉で、あくまで相手を敬う意味合いがあります。
立場が上の人や社外の人に使うことが多い言葉のため、注意点や使い方を理解して使うことが大切です。正しい使い方ができていないと、相手へ失礼になる可能性があるため、注意しましょう。この記事を参考に、敬称略と順不同の正しい意味と使い方を学んでください。
初回公開日：2022年07月28日
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