「リリカル」の意味と使い方|類義語・関連語や例文なども紹介
更新日:2024年10月15日
「リリカルってどんな意味があるの?」
「リリカルという言葉はどんな場面で使う?」
「リリカルの使い方や例文が知りたい」
ふとした会話の中で聞き慣れないリリカルという言葉が出てきた場合、意味が分からずに戸惑うこともあるのではないでしょうか。
この記事では、リリカルという言葉の意味と使い方、類義語や例文などを紹介します。
この記事を読むことで、リリカルという言葉の使い方を知り、普段の会話に活かせるようになるでしょう。また、芸術や音楽の分野ではどういったニュアンスの意味になるのかについても把握することで、不適切な使い方を避けられます。
リリカルという言葉を使ってみたい人は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
リリカルの意味と使い方
ここからは、リリカルの意味と使い方について紹介します。
リリカルという言葉は聞いたことがあっても、意味をきちんと知らないという人も多いのではないでしょうか。
リリカルは、カタカナ語と呼ばれるカタカナ表記で音写した外来語です。語源は英語ですので、英単語の「lyrical」と日本語(カタカナ語)における「リリカル」のそれぞれの意味を紹介します。
英単語「lyrical」
英単語における「lyrical」は、日本語と同様に「叙情的な」「叙情詩の」という意味があります。
その一方で、「(音楽において)軽やかな」という意味や、「感情豊かな」「ひどく感激する」「熱のこもった」といった意味もあり、多様な使い方ができるでしょう。
さまざまな意味があることで、伝え方や前後の話のニュアンスによって、自分の思った意味と違うとらえ方をされてしまう場合もありますので、注意が必要です。
日本語「叙情的」
リリカルは、日本語で「叙情的(じょじょうてき)」という意味があります。「抒情的」とも表記することができ、自分の感情や想いがあふれるような趣きや、非常に感慨深い様子を表す言葉です。
「叙情詩的(じょじょうしてき)」という意味もあり、人の感情や情緒を表現した詩のような雰囲気や、感情を素直に表現して伝える様子を表します。
リリカルの例文
ここでは、「リリカル」の例文を紹介します。
・リリカルな演奏に感動した。
・この作品のリリカルな表現が気に入っている。
以上は、音楽・芸術・文学の趣きを相手に伝える表現として使用した例です。
英文であれば、「ダンサーの叙情詩調なパフォーマンス(the dancer's lyrical performance)」や、「(音楽的に)軽やかな演奏スタイル(lyrical style of playing)」というように使用します。
リリカルの類義語とは
リリカルの類義語は、以下のようなものがあります。
・「叙情(じょじょう)」自分の感情を豊かに、うったえかけるように述べあらわすこと。
・「情緒(じょうちょ)」物事に触れることで起きるさまざまで微妙な感情。
・「内面的(ないめんてき)」物事の内部や内容に関するさま。
・「心情を綴る(しんじょうをつづる)」心の中にある思いや感情を、文章にする。
リリカルの関連語とは
リリカルには、「リリック」「リリシズム」という2つの関連語があります。
「リリック」は、「叙情詩」そのものを指す場合と、「歌詞(歌やラップ)」を指す場合があります。
「リリシズム」は、「叙情詩的な趣きや味わい」という意味や、叙情主義と呼ばれる「(芸術活動において)叙情性を求める考えや思想」を表します。
リリカルの対義語・反意語とは
「リリカル」という単語そのものに対義語や反意語はありません。しかし、「叙情」の対義語には「叙事(事実や事件を、ありのままに述べ記すこと。また、その述べ記したもの)」という言葉があります。
リリカルという言葉が使われる場面とは
初回公開日:2022年07月28日
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