「黒」はフランス語で【noir】|関連する単語と他の色も紹介
更新日:2024年10月23日
フランス語の“thé noir”(テ・ノワール)は、紅茶という意味です。
日本では赤を表す「紅」が名前に使われていますが、フランスでは紅茶の色を黒で表現します。
théだけでも紅茶として通じますがお茶全般を指すことの方が多く、烏龍茶は”thé Oolong”(テ・オゥロング)、緑茶は”thé vert”(テ・ヴェール)と呼ばれます。
chocolat noir
“chocolat noir”(ショコラ・ノワール)は「ブラックチョコレート」と訳します。
チョコレートの色から付けられた名前で、ビターチョコレートの呼び方も同じです。ホワイトチョコレートは“chocolat blanc”(ショコラ・ブラン)、ミルクチョコレートは“chocolat au lait”(ショコラ・オ・レ)と呼ばれます。
黒以外の色をフランス語で
noirは「黒」を表しますが、その他の色はフランス語でどのように表現するのかを見ていきましょう。
色に関する単語は他の表現と組み合わせて使われることが多く、街の看板などでも見かけることがあるでしょう。色が理解できれば、言葉全体の意味はわからなくても概要を推測できることもあるので便利です。
白:blanc
フランス語で「白」を表す単語は“blanc”です。
日本では「ブラン」という読み方が浸透していますが、フランスでは「ブロン」に近い発音をします。
ヨーロッパの代表的な山である”Mont Blanc“(モンブラン)は「白い山」と言う意味で、アルプス山脈の白い雪が山を覆う姿から名付けられています。
赤:rouge
“rouge”は「赤」を表すフランス語です。
読み方は「ルージュ」で、日本では口紅のことをルージュと呼ぶ人もいますが、フランスでは通じないことに注意しましょう。
パリには”Moulin Rouge”(ムーラン ルージュ)という有名なキャバレーがありますが、この名前の意味は「赤い風車」で、建物御上に赤い風車があることから名付けられました。
黄:jaune
フランス語で「黄」を表す単語は“jaune”で、読み方は「ジョーヌ」です。
世界的に有名な自転車レースのツール・ド・フランスでは、各賞の受賞者に特別な色のジャージが授与されます。個人総合成績1位の選手には黄色のジャージ”maillot jaune”(マイヨ・ジョーヌ)が与えられ、これを着ることが選手たちの目標です。
緑:vert
初回公開日:2022年08月16日
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