「専任」の意味と対義語とは?「専従」との違いや拘束力の強弱も解説
更新日:2024年11月06日
「専任」には類義語として「専従」があり、環境によって若干意味合いや拘束力は異なるものの、一般的には同じような意味として用いられていることが多いです。
そんな類義語とは別に、「専任」には意味が真逆となる対義語もあります。「専任」の主な対義語としては「兼任」と「非専任」が挙げられています。「非専任」は専任ではないという意味のほか、その業務や仕事だけ担当していないという意味です。
では「兼任」はどのような意味の対義語になるのかというと、「非専任」とはまた異なる方向での対義語となっています。ここからは、「専任」の対義語である「兼任」について解説します。
「兼任」の意味
「兼任」(けんにん)は、「2つ以上の仕事や業務を兼ねること」という意味を持っています。簡単に言ってしまえば、複数の仕事や業務、役割をこなすことを指しているのです。
医療現場でも同じ意味で用いられており、「専任」または「専従」と指定されている仕事や業務以外は掛け持ちすることができるようになっています。
「専任」は指定されている仕事や業務のみを受け持つことを指しているので、「兼任」は対義語です。ただ医療現場における「専任」の場合は、必要に応じて「兼任」が認められています。このため、医療現場では対義語と定義することが難しい言葉です。
「専任」の意味を理解しよう
「専任」は、指定されているひとつの仕事や業務だけを担当すること、または担当する人のことを指します。このため基本的にはほかの仕事や業務を兼任することはなく、ひとつの仕事だけに専門的な知識や技術で集中することが可能です。
類義語である「専従」も同じ意味を持っていますが、医療現場など一部の環境下では「専任」の拘束力は弱くなっているので、環境によって設定されている意味や役割を理解して仕事をしなければいけません。
このような点から、「専任」または「専従」の仕事や業務がある職場で働く場合は、その意味や役割をきちんと把握して対応しましょう。
初回公開日:2022年08月18日
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