描き下ろしとは?意味や間違えやすい単語との違いもあわせて紹介
更新日:2024年06月21日
「描き下ろし」とは、漫画などの書籍が掲載や連載されずに本として新しく書籍化されたときや、新しいグッズが販売されるときに使われます。
ここからはその言葉の使い方や例文を紹介するので、是非チェックしてみてください。
オリジナルグッズなどが新発売される場合
下記のツイートでは、描き下ろしで作られた人気作品のオリジナルグッズをイベントで発売する宣伝をしています。
イベントに行くことでしか手に入らないグッズを新しく出してアピールし、ファンや興味を抱いた人の購買意欲を高めています。
【例文】
- 新規描き下ろしイラストを使用したグッズを販売しています。
マンガなどが書籍化される場合
下記のツイートでは、新たに発売が決定した漫画書籍化を宣伝しています。人気が出てきているキャラクターの漫画書籍化で、描き下ろしという言葉を使用してファンの購買意欲を高めているのです。
描き下ろしの書籍は本でしか読めない新しい内容となっているため、その作品のファンをターゲットにしています。
【例文】
- 初版発行分はは描き下ろしポストカード付きです!
「描き下ろし」の類語
「描き下ろし」とは別の言葉で表す類語が存在します。例えば、脚本や翻訳などの加工のもとになる作品を原著、最初の版として出版されている書物を指す初版などです。
こういった似たような言葉をいくつか下記にまとめてみましたので、是非チェックしてみてください。
「新作」
新作とは、その文字通り新しく作られた作品を意味しています。漫画やイラストの作者が新しく発表、書籍として発売するときに宣伝などでよく使われる言葉です。
映画やアニメなどの映像作品でも、新しく発表される作品を新作と言って告知する例もあります。
「新刊」
新刊とは新しく発行された作品を指します。長期に渡って続いていた漫画の書籍がシリーズ化され、その続きが新しく発売されるときや、有名な小説家の新作が発表されたときなどにこの言葉を目にする機会が多いようです。
ファンを獲得している作品を生み出した作者の、新しい作品が書籍化されるときに使われる傾向があります。
「原作」
同じ意味で原著という言葉がありますが、原作という言葉のほうがよく耳にするのではないでしょうか。
原作とは脚本、翻訳、アニメ化などの加工のもとになる作品を指す言葉です。映像作品の映画やテレビドラマなどで、「漫画作品の原作」が映像化されたときによく見かけます。
例えば、何かの映像作品、書籍作品があり、それがすでに加工された作品だった場合、その大元があり、それを最初に生み出した作者のことを原作者と表記します。
「オリジナル作品」
オリジナル作品とは、独自に創作して作られた作品のことを指します。イラストやグッズ、書籍の作品などに見られる言葉です。
例えば、新作と言っても同じ類を見ない、全く新しく目にする作品を指すことが多いようです。
「描き下ろし」の対義語
初回公開日:2022年09月26日
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