「お疲れの出ませんように」はいつ使う？意味や注意点も詳しく紹介
更新日：2024年08月26日
「ご活躍期待しております」はビジネスシーンで相手の仕事に期待する、応援するというニュアンスがあります。しかしこれは一般的に目下の相手にかける言葉で、目上の相手には使えませんので注意してください。
目上の相手に同じニュアンスの言葉をかけたい場合は、「ご活躍を祈念しております」としましょう。祈念には、「願いごとを祈って、その達成を念ずる」という意味があります。
「陰ながら見守っております」
「陰ながら見守っております」も相手を応援するという意味のフレーズです。「陰ながら」には「相手に見えないところで・ひそかに」という意味があります。
直接何か協力するわけではないけれど、応援する気持ちはあることを伝えたい時に使うとよいでしょう。
こちらも目上の相手には使えず、一般的に目下の相手に使うフレーズということに注意してください。
「応援しております」
相手に「頑張って」と伝えたい場合、「頑張ってください」と言うと、上から目線な表現になってしまいます。
目上の相手に対しては「応援しております」という敬語表現を使うとよいでしょう。
さらに、「陰ながら〜」をつけることで控えめなニュアンスが伝わり、失礼に感じられることはなくなるでしょう。
「どうぞお気を付けて」
「お気をつけて」は気をつけての敬語表現になります。したがって目上の相手にも使えるフレーズで、日常的にも使いやすい言葉です。
基本的に「お気をつけて」の後には敬語の動詞をつけて使います。
例文
- どうぞお気をつけてお越しくださいませ。
- どうぞお気をつけてお過ごしください。
「お疲れの出ませんように」の使い方や意味を理解しよう
「お疲れの出ませんように」は、シーンを選ばず、日常的に使ってもよいと思っていた方も多いのではないでしょうか。親しい間柄であれば、誤用したとしても失礼にならないかもしれませんが、目上の方に対して使う場合は使いどころに注意が必要です。
繰り返しますが、「お疲れの出ませんように」は一般的に葬儀で参列者が遺族に向けてかける言葉です。葬儀以外で「お疲れの出ませんように」と同じようなニュアンスを相手に伝えたい時は、本記事で紹介した言い換え表現や類語を参考にしてみてください。
本記事を読んで、「お疲れの出ませんように」の使い方と注意点を理解し、葬儀やビジネスのシーンで正しく使いましょう。
初回公開日：2022年11月09日
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