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プレゼン原稿の作り方・書き方・例文|原稿構成・時間に対する文字数

更新日:2024年04月12日

プレゼンを作成する際は、聴衆のためのスライドと自分のための原稿と2つの資料を用意する必要があります。スライドと原稿はどこまで同じにすればよいのか。またどのくらいの長さだとよいのか。プレゼン資料や原稿を作る際に悩みがちな問題に対する考え方をまとめてみました。

企画書型

文字を書き込むスタイルとは、プリントアウトして正式な資料とし詳細を検討することを想定しています。裏付けのデータや数字の正確さが大切で、見やすさについては妥協が必要です。このスタイルのプレゼンの場合は資料に内容を詰め込むため発表時間内に全ては紹介しきれません。原稿では重要なものだけにスポットを当てて説明し、あとは省くとよいでしょう。

プレゼン原稿の構成ーその2

プレゼンは用途や目的、業界などによってスタイルがかなり左右されます。まず何を書いて、次に何をもって来てというようなフォーマットやセオリーは必ずしも万能ではありません。何度も発表を重ねてご自分オリジナルの方法論やスタイルを確立することをおすすめします。

なぜなら、一から十まで原稿内容をかっちり決めてしまうと「遊び」の部分がなくなってしまうからです。

「遊び」の持つ可能性

プレゼンで何より大切なことは「人を惹きつける」ことにあります。事前に用意した原稿をただ読むだけでは人を充分に惹きつけることは出来ません。原稿に「遊び」をもたせることで余裕のある発表ができるようになります。以下は「遊び」の活用法です。

「遊び」を持たせる方法は時間を余らせるように原稿を短く作るだけです。良いプレゼンをするためには、この空白の時間をいかに設けられるかが鍵になります。

「遊び」をさらに活用する

プレゼンに慣れてくると原稿を箇条書き状態で発表することも可能になります。この方法は事前の下調べや勉強で知識をきちんと裏打ちしておくことが大切です。

発表では文面に縛られず、聞き手の反応を見ながら文章の構成を即興で入れ替えたり、テーマと矛盾のないアドリブを足し引きすることが可能になります。ただし、事前にアドリブに対応できるようスライドを最小限かつシンプルにしておく必要があります。

「遊び」を取り入れる際の注意点

ただし上記で紹介したテクニックは、プロジェクト形式で他の人と進めるような内容のプレゼンには不向きです。そうした形式のプレゼンの場合は発表内容を一言一句、きちんと原稿に落とし込みましょう。

一緒にプロジェクトを進めている人が混乱しないよう情報共有をきちんとすることがマナーです。

時間に対する文字数

基本的には次の式を目安で考えるとよいでしょう。アナウンサーの方の喋るペースが1分あたり300文字程度とされています。ご自分の話すペースや時間の経過による疲労などを加味して原稿を作成しましょう。また、一文を短くすることも大切です。

何度も読み返しのできるビジネスメールの文章ですら簡潔さが求められます。その場限りで聞き返すことのできないプレゼンでは、なおさら耳に残るような分かりやすい表現を心がけましょう。文章を短くしてリズムを整えることはそうした工夫の一つです。

文章を短くするために

以下、文章を短くするための方法をいくつかご紹介します。

専門用語を入れる

同業の方を対象にしたプレゼンであれば、一言でイメージを理解してくれるためとても便利です。その用語がプレゼンのテーマに深く関わるものでない限り、詳細な説明に時間をかける必要はありませんので、詳しい情報を参照できるようなページを紹介する程度でも良いです。

一方で、異業種の方に向けてプレゼンをする場合は誤解を招くことのないようによくリサーチをした上で原稿にとりいれましょう。

スライドで図示

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初回公開日:2017年07月26日

記載されている内容は2017年07月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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