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目標管理シートの記入例・書き方|10年目/公務員/技術職/看護師

更新日:2024年04月07日

目標管理シートを使っている方は少なくないのではないでしょうか。しかし、上司やコーチなどからいきなり目標管理シートを書くようにいわれて、戸惑っている方もいるでしょう。目標管理シートの目的や書き方について、業種別にご紹介します。

目標管理シートとは

目標管理シートとは、その名のとおり目標をたててその目標を達成するための筋道をたてておくシートです。そして、その目標に向かって評価修正していけるシートのことをいいます。目標管理シートがあることで、具体的に何を努力すればよいのかを明確にし日々の行動計画がたてられます。

また、それを評価修正することで、自分の現状を把握し時には軌道修正していけるように管理するシートです。

目標管理シートの効果

目標管理シートには、どんな効果があるのでしょうか。何を目的として書くものなのでしょうか。目標管理シートを使うことで得られる効果を紹介します。

現状を把握できる

目標を立てるためには、自分自身の現状を把握する必要があります。簡単にいうと、目標がダイエットであれば今現在の体重を知り、それが理想体重よりどれだけオーバーしているかを知るということになります。しかし、もっと大事なのは、その体重になってしまう、また痩せられない現状を詳しく分析することです。

一日の流れや自分の行動パターンなどをよく思い返して、冷静に客観的に現状を知る必要があります。自分の現状を把握しないと目標管理シートはたてられないので、自分自身をよく振り返るきっかけになるでしょう。

目標が具体的になる

誰でも仕事をしたり、スポーツにしても芸術的な事にしても、また日々のさまざまなことにしても達成したい目標をもったら、その達成のために計画をたてようとするでしょう。しかし、その目標や計画が具体的でなかったりアバウト過ぎると、結局目標への道筋が曖昧になってしまいます。

目標管理シートでは、その目標を達成するために、できるだけ具体的な行動計画と評価の可能な短期目標をたてていきます。その短期目標を達成した結果として、長期目標を達成できるように目標管理シートを作ります。その内容は、業種によって変わってきます。

目標が共有できる

特にチームでの目標を立てる場合に、目標管理シートを使うと目標を共有することができます。目標をたてる作業から一緒に行うことができれば、さらに共通認識が増えるでしょう。個人の目標であっても、自分の目標を他者に理解してもらう、知ってもらうためには有効な手段です。

評価ができる

目標をたてるだけであれば、標語のように貼っておくことも良いでしょう。しかし、それでは、目標がいわゆる「絵に描いた餅」になりかねません。目標達成のために大事なことは、目標達成のための作業が順調にこなせているかどうかを知ることと、もしそれが目標に近づいていない作業であればやり方を修正していく事です。

そのためには、目標のために作業が正しいか評価をすること、また時には目標自体を修正する必要も出てくるでしょう。その評価を繰り返すことが大事なことになってきます。目標管理シートを使うことで、効果的に評価しながら目標への作業を進めることができるでしょう。

目標管理シートの書き方

目標管理シートは、その部署やチーム、またはさまざまな団体ごとにマニュアルや標準的なシートがあることも多くあります。標準的に必要な内容は、「目標項目」「達成基準」「達成方法」「期限・期間」です。

目標項目と達成基準

達成したい自分自身やチームの目標です。これは、できるだけ具体的に達成可能なものを入れる必要がありますが、達成可能を目指しすぎてあまり目標として努力する必要の無いものでは意味がありません。さらに、そのチーム全体や部署全体の目標に沿っている必要があります。

そして、目標を目標管理シートで評価しやすいように達成基準を具体的にわかるようにしておきましょう。例えば、「○○の業務をできるようになるために、○○の資格を取得して業務に活かせるようにする」などです。

次のページ:業種別目標管理シートの記入例

初回公開日:2018年10月23日

記載されている内容は2018年10月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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