保育士のキャリアアップ研修レポートの書き方とは?その他の研修も紹介
更新日:2024年06月21日
「保育士のキャリアアップ研修レポートにはどんな内容を書けばいいの?」
「保育士のキャリアアップ研修レポートを上手く書くコツを知りたい。」
このように感じている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、保育士のキャリアアップ研修レポートの評価されやすい書き方やポイント、注意しなければならないことについて詳しく紹介しています。
記事を読むことで、保育士のキャリアアップ研修レポートをわかりやすく、要点をまとめた内容で書けるようになり、評価されやすくなるでしょう。
保育士のキャリアアップ研修に参加する予定のある人や、毎回研修後のレポート作成に苦戦している人は、この記事の内容をレポート作成に役立ててみてください。
保育士のキャリアアップ研修とは
保育士のキャリアアップ研修は、県で指定された機関で行われる園外研修制度です。一定時間受講することで新たな役職が与えられ、昇給の機会を得られます。
保育士のキャリアアップ研修では、研修1回につき1つの分野のみを重点的に学ぶ方式になっており、分野ごとに専門性の高い知識や技術を身につけられるのが特徴です。
保育士にとってメリットの多いキャリアアップ研修ですが、研修内容にはどのような分野があるのでしょうか。ここからは保育士キャリアアップ研修の分野について紹介します。
出典:保育士等キャリアアップ研修の実施について|愛知県
参照:https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/409622.pdf
8つの研修分野がある
保育士のキャリアアップ研修には、乳児保育、幼児保育、障害を持った子どもへの保育、食育・アレルギー対応、保健衛生・安全対策、保護者支援・子育て支援、マネジメント研修、保育実践研修の8つの分野があります。
それぞれ15時間以上の受講が必要なため、保育士のキャリアアップ研修は数日かけて行われることがほとんどです。また、1度の研修で複数の分野を同時に受講することはできません。研修の頻度もそれほど多くはないため、研修を受ける際には自分にとって必要な分野を選ぶことが大切です。
保育士のキャリアアップ研修レポートの書き方のポイント
保育士キャリアアップ研修を受講した後は、指定された期日までにレポートを提出する必要があります。指定された用紙に決められた内容を書く必要があるため、研修で受け取ったレジュメや資料は大切に保存しておくようにしましょう。
レポートの提出期限は厳格に決められていることが多いため、期日に余裕を持って作成することが大切です。
ここからは保育士キャリアアップ研修レポートの書き方について、詳しく説明します。どのような内容が必要になるのか、また書き方の注意点などもあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
- 事前課題は正直に記入する
- 難しい内容は自身の保育を振り返る
事前課題は正直に記入する
事前課題は、研修後にどのような変化があったのか知るために必要なものです。現状を包み隠さず記入しましょう。保育士のキャリアアップ研修を受ける前に、抱えている悩みや疑問などをありのまま書くことにより、自分にとって必要な答えが分かりやすくなります。
求める部分がはっきりした状態で研修を受けることで、必要な情報をしっかり吸収できるようになるでしょう。研修後のスキルアップを実感するためにも、事前課題は正直に記入することが大切です。
難しい内容は自身の保育を振り返る
保育士のキャリアアップ研修を受講中に、難しい内容にぶつかった際は、自分の保育を振り返ってみるとヒントが得られる可能性があります。内容に関する場面を思い出しながら、自分がどのような対応をしていたか、その時の子どもの様子はどうだったかを振り返ってみると良いでしょう。
一見難しそうに思える内容であっても、行動としては簡単なものである場合も多いです。イメージを膨らませながら考えてみると、浮かんでくるものがあるのではないでしょうか。
保育士のキャリアアップ研修以外にある研修とは?
保育士の研修はキャリアアップ研修のみではありません。他にも園内外で様々な研修が行われており、保育士はスキルや専門性を高める機会が多々あるのです。
通常の研修は数時間〜半日で終わるものがほとんどで、出勤してから中抜けする場合や、研修を受けてから出勤するケースもあります。
保育士はキャリアアップ研修以外で一体どのようなことを学んでいるのでしょうか。ここからは保育士のキャリアアップ研修以外の研修について紹介します。
初回公開日:2022年10月03日
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