保育士のキャリアアップ研修レポートの書き方とは?その他の研修も紹介
更新日:2024年12月03日
レポートには研修内容を具体的に書くことも大切です。研修時間が長くなるほど、受ける講義の量も内容も変わってきます。
講義で貰える資料だけに頼るのではなく、自分でノートにまとめるなどしながら、研修で学んだ内容を思い起こせるようにしておきましょう。こうすることでレポートを書く際に、より具体的な内容を書くことができるようになります。
他園の保育士と意見交換した内容を書く
他園の保育士と意見交換で得た内容にふれながら、レポートを書くという方法もあります。外部研修のメリットは、普段関わることのない他園の保育士と交流を持てることであり、視野が大きく広がるきっかけになることです。
ディスカッション形式の研修もあるため、他園の保育士の意見から気づくことも多いでしょう。新しい視野が開けるきっかけにもなりやすいです。
得られた情報を自分なりに分析してまとめれば、レポートにふさわしい内容になるでしょう。
自園に活かせる取組みを書く
研修を受ける中で、自園に活かせる内容や取組みなどのアイディアが浮かんだときは、レポートに書くと良いでしょう。研修の際には様々な手遊びや触れ合い遊びの方法を学ぶ講義や、保護者対応の方法について学ぶ講義、保育中の危険予測など、様々なことを学びます。
研修で得られる知識の中では、こうすれば良いのかと思えるような発見の機会も多いです。研修でどのような知識を得て、どのようなことを発見し、自園でどのように活かしていくのかを、一連の流れとしてわかりやすく整理して書きましょう。
配布された資料などを添付する
レポート内容が文章だけで伝わりにくい場合は、研修時に配布された資料のコピーを添付して提出すると良いでしょう。何についてのレポートなのかがわかりやすくなるだけでなく、研修を受けていない人にとっても内容が掴みやすくなります。
ただし資料をそのまま提出してしまうと、後から見直すことができなくなってしまうため注意が必要です。資料を添付する際は必ずコピーを提出するようにしてください。
評価されやすい研修レポートを書くコツ
保育士キャリアアップ研修などのレポートを書く際には、内容を盛り込むことも大切ですが、自分の意図をわかりやすく伝えることも重要です。研修で習った内容をどれだけ理解し、身につけたのかわかるような内容を書きましょう。
読み手にしっかり伝わる内容を書くことで、評価につながりやすくなる利点もあります。ここからは評価されやすい研修レポートの書き方について詳しく紹介します。
結論を冒頭に簡記する
キャリアアップ研修などレポートの書き方に共通する点は、結論を冒頭で述べることです。初めに結論から伝えることで、書き手の思いや意欲が読み手にダイレクトに伝わり、評価されやすくなるでしょう。
また、初めに結論を述べることで、研修で成長した部分を印象付けることにもつながり、前向きなイメージを持たれやすくなる利点もあります。
キャリアアップ研修などのレポートでは、結論を冒頭に持ってくる書き方を意識してみましょう。
箇条書きを適度に用いる
研修レポートの内容が文章だけでは見にくい場合、箇条書きなどを適度に取り入れるのがおすすめです。文面が整理されているだけでも内容が理解しやすくなり、評価されやすいポイントになります。
ただし、保育士キャリアアップ研修の場合は文字数に制限を設けられている場合もあるため、箇条書きは控えたほうが良いでしょう。
参加する研修の方式に合わせて、臨機応変に書き方を変えるようにしてください。
読み手にわかりやすい表現・具体例を用いる
読み手に分かりやすい表現や具体例などを用いた説明は、キャリアアップ研修などのレポート作成の際に特に意識したい書き方です。
あやふやな表現や大雑把な説明の仕方では、研修内容が読み手にはっきり伝わらないだけでなく、稚拙な印象を与えてしまう原因にもなります。完成した後に見直すなどして、あやふやな書き方をしている部分がないか確認してみると良いでしょう。
キャリアアップ研修などのレポート書くときは、具体的な内容をしっかり書くことや、イメージしやすい表現を用いることが大切です。
研修レポートを書く時の注意点
保育士のキャリアアップ研修などのレポートを書くときには、内容のわかりやすさだけでなく、レポートとして読みやすいよう、書き方にも注意することが大切です。
文章の基本的なルールに注意しながら書くことで、更に文章が引き締まり、説得力のあるレポートを書き上げられます。注意点を知っておくことで、今後研修を受ける際など役立つ機会も多いでしょう。
ここからは、キャリアップ研修などのレポートを書く際における注意点について説明します。
初回公開日:2022年10月03日
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