社内/社外への顛末書の書き方・紛失や事故の際の例文
更新日:2024年07月08日
このたび、平成○○年〇月〇日、私の不注意により○○定食への異物混入を起こし、社内の皆様に多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。これは、私の管理不足によるところであり、このような事態を招いてしまったことを深く反省しております。
今後は調理の前に徹底して器具の清掃を行って参ります。なお、今回の異物混入に関する詳細を下記ご報告いたします。
1.日時 平成○○年〇月〇日
2.場所 ○○食堂××店
3.内容 ○○定食への異物混入
4.原因 仕込み後の清掃の不足により、野菜パックのビニール片が定食に混入
5.結果 お客様に返金と謝罪を行い、作り直した定食を提供
6.対応 身体的損傷はありませんでしたが、カスタマーセンターの連絡先をお客様にお伝えし、謝罪。
7.再発防止策 仕込み後の清掃を徹底して行うとともに、調理の際に異物が混入していないか目視で確認を行います。
以上
過不足を起こした場合
このたび、平成○○年〇月〇日、私の不注意によりレジ金マイナス○○円の過不足を起こし、社内の皆様に多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。これは、私の確認不足によるところであり、このような事態を招いてしまったことを深く反省しております。
今後は会計の際にきちんと確認をして参ります。なお、今回の過不足に関する詳細を下記ご報告いたします。
1.日時 平成○○年〇月〇日
2.場所 〇〇雑貨店××店
3.内容 レジ金マイナス○○円の過不足
4.原因 確認不足による商品の打ち間違え
5.結果 閉店後の売り上げ集計時に、過不足が発覚。レシートと売上品目を確認したところ、商品Aをレジに通さず販売していたことが判明。
6.対応 過不足金として会計処理をする旨を経理部の担当者へ相談後、了承を得ました。
7.再発防止策 お会計の際に、もう一度商品点数とレジの点数を確認します。
以上
無断欠勤の場合
このたび、平成○○年〇月〇日、私の怠惰により無断欠勤をし、社内の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。これは、私の仕事への責任感の欠如と怠惰によるところであり、このような事態を招いてしまったことを深く反省しております。
今後はこのようなことを起こさぬよう、誠心誠意業務にあたります。なお、今回の無断欠勤に関する詳細を下記ご報告いたします。
1.日時 平成○○年〇月〇日
2.場所 自宅
3.内容 平成○○年〇月〇日の無断欠勤
4.原因 仕事への責任感の欠如と怠惰
5.結果 多忙な時期に無断欠勤したことで社内の皆様にご迷惑とほご心配をおかけし、業務にも支障をきたしました。
6.対応 今後二度とこのような無断欠勤はしないことを固く誓います。
7.再発防止策 社会人としての責任感を改めて持ち、誠意業務にあたります。
以上
顛末書と始末書の書き方の違いは?
顛末書と並んでよく耳にするのが始末書ですが、書き方には違いがあるのでしょうか。以下では始末書の内容と書き方をご紹介するとともに、顛末書との書き方の違いについてもお伝えしていきます。ぜひ参考にしてください。
始末書とは?顛末書との違い
顛末書と始末書は混同されがちですが、それぞれ異なる意味を持っています。既にお伝えしましたが、顛末書とは仕事上でミスや不始末、トラブルが発生したときに社内に対して問題やトラブルの一部始終を報告するための文書のことを指します。
これに対して、始末書は事上でミスや不始末、トラブルが発生したときに社内に対して問題やトラブルの一部始終を報告し、同時に反省や謝罪の意を示すための文書のことを指します。始末書は顛末書よりもミスの度合いが大きい場合に求められます。
このことを踏まえて、始末書の書き方をご紹介していきます。
始末書の書き方
始末書の基本的な書き方は以下のとおりです。ぜひ参考にしてください。
平成○○年〇月〇日(右詰め)
代表取締役社長○○○○様(左詰め)
始末書(中央)
謝罪の言葉
ミスの原因と対応
改めて謝罪の言葉
再発防止策
人事部人事課(右詰め)
××××㊞(右詰め)
マナーを守って気持ちが伝わる文章を書こう
これまで、顛末書の書き方とマナー、始末書との違い、始末書の書き方などを例文と共にご紹介してきました。ミスは起きない方がいいですが、一度も失敗をせずに仕事をこなせる人の方が少数です。
ミスを起こした時に重要なのは、素直に認め、再発防止のために精一杯業務にあたることです。仕事上でミスを起こし、顛末書の提出を求められた際は、マナーを守った文書を作成し、気持ちを伝えましょう。
転職を考えるなら
ミスは誰にでもある事ですが、一度大きなミスをしてしまうと職場に居づらくなったり、今の仕事が嫌になってしまう方もいるかと思います。
そんな時は、思い切って転職を考えてみてみるのも一つの選択肢です。
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しかし、転職エージェントの多様化も進み、どの転職エージェントにすれば良いのか迷う方が非常に多いです。
どの転職エージェントを使えばわからないという人は、下記記事もチェックしてみてください。
初回公開日:2017年10月25日
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