【季節別】メールの最後の挨拶の例|最後になりますが/謝る
更新日:2024年07月25日
秋
9月ごろから11月ごろまでに使います。9月の上旬ごろは、日中はまだ真夏のころのような暑さが続きます。昔の暦どおりとはいかないものです。長い夏の暑さの疲れも溜まるころですし。逆に、夜は急に冷え込む日があったりと、寒暖差も激しい季節です。
「夏の疲れが出てくるころ」「季節の変わり目ですので体調など崩されませんように」などの気遣いの言葉を添えましょう。
冬
年末年始を挟みますから、それに合わせた最後のあいさつを添えるとよいでしょう。また、寒さも本番ですから、体調を気にかける言葉も付け加えると、丁寧なあいさつとなるでしょう。
年末に送るメールや手紙(お歳暮などの送り状の場合など)には、今年の締めくくりのあいさつを入れるとよいでしょう。「皆様が、お元気でよいお年をお迎えになりますよう、お祈り申し上げます」など、会話でも、今年最後に会ったときなどは「よいお年を」と言って別れますので、メールや手紙でも同じようにします。
年始に送るメールや手紙(年賀状以外でも)には「今年もよろしくお願いします」「今年も皆様にとって、良い年になりますように」など、年始に合わせた言葉を添えましょう。
シーン別メールの最後・例文
メールや手紙を出す目的はさまざまです。友人あての普段使いのメールならば、それほど礼儀にこだわる必要はありません。友人以外に宛てたメールや手紙には、仕事にからんだものも多いと考えられます。
どのようなシーンのメールには、どのような最後のあいさつや、締めくくりの言葉を使うのがよいのか、例をあげてみます。
謝罪のメールの最後の言葉
仕事などでミスがあった場合、社内であれば直接すぐに謝ることができますが、取引先や、お客様が相手の場合では、先方の都合もありますので、まず迅速にメールや電話などで謝ることが大切でしょう。その後、直接お詫びに伺います。
本文内で謝るのはもちろんですが、末文にもう一度謝罪するのがよいでしょう。「ご迷惑をおかけしましたこと、重ねて深くお詫び申し上げます」「本当に申し訳ございませんでした」など、謝罪ですから丁寧な言葉遣いと、心を込めた言葉が必要です。
お礼
就職や推薦状を書いてもらったり、便宜をはかってもらった際に、感謝のメールや手紙を送ることもあるでしょう。この場合も、本文でお礼を述べたあと、やはり最後にもう一度、感謝の意をあらわしておきましょう。
「重ねて心より感謝申し上げます」「暑く御礼を申し上げます」などとするとよいでしょう。また、早くお礼をしたかった、という気持ちをあらわすために、最後に「とり急ぎまずはお礼まで」とするのもよいでしょう。
返信を求める
何かを依頼する場合、お願いをしている立場ではありますが、どうしても都合上、期限・期日が発生することもあるでしょう。急かすようで悪いとは思っていても、それはしかたのないことですし、本文できちんと事情を説明をして、最後にお願いをしましょう。
「ご返信の段、何とぞよろしくお願いいたします」「お手数ですが、ご返信をいただければ幸いです」「ご検討をいただき、ご返信を頂戴したく存じます」などです。
どうしても、期限を切らざるを得ないときは「誠に勝手とは存じますが、○月○日までにお返事賜りますようお願いいたします」と付け加えましょう。理由があることも、明確にしておくとよいです。
ビジネスの締めフレーズ
「今後ともお引き立てのほど」「今後ともご愛顧のほど」「引き続きよろしく」などのフレーズは、会社での取引先とのメールだけではなく、個人事業やお店などのメールにも使えます。必ず最後の末文に用いられるといってよいほど、定型化しているものです。
また、追伸やP.Sなどはできるだけ使わずに、本文の中に用件を納めるように文章を構成しましょう。末文は追伸ではありませんから、「追伸」を文頭に付けて書くことはありません。
メールでも季節感を
いつでもどこでも、手軽に送ることができるメールだからこそ、その時どきの季節感を盛り込むことができるのではないでしょうか。目にとまった季節の移り変わりなどを、すぐに相手に伝えることができるのは、メールならではのフットワークの軽さでしょう。
手軽だからこそ、時と場合に合わせた、メールのマナーをしっかりと踏まえた文章を書くことを心がけましょう。最後の締めくくりの言葉で、好印象を与えることもできます。
初回公開日:2018年04月25日
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