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エクセル・システムのリソース不足を解消する方法|ファイル

更新日:2024年11月12日

エクセルを保存して終了しようとした時に「リソース不足で保存できません」といわれるとよくわからない人はパソコンに対して「なにか訳の分からないことを言われた」とプチパニックになってしまいます。今回はこの、リソース不足について詳しくご紹介いたします。

エクセルのリソース不足を解消する方法

ちょっとしたエクセル管理ならそこまでリソースを気にする必要はありませんが、写真などを大量に埋め込んだエクセルは一気に重くなり、リソース不足になりがちです。製造業や建設業のような方々でも、現場管理や工程管理を画像付きで解説をしているエクセルを作っていると一気にリソース不足になります。

そもそもリソースってなに?

パソコンをそこまで詳しくない人にとって、エクセルを保存しようとしたときに「リソース不足のためこのタスクを完了できません」といったメッセージが出ても意味が分からないでしょう。

リソースとは英語で書くと「resource」のことであり、直訳すると資源です。広い意味では目的を達成するために役立つ要素という扱われ方をします。これがコンピューターの話になった場合は、パソコンのソフトやハードを動かすときに必要になるCPUの処理速度やメモリ容量のことを意味するようになります。

日常会話的に理系の方々は「開発リソースが足りていない」という表現をした場合は開発に必要な資源が不足しているとなるので、資金や時間や人員が足りていないことを意味します。

エクセル的な意味で説明するとエクセルのプログラムを使用するために必要となるメモリが不足しているといえるでしょう。ちなみに、メモリとはデータを記憶する部品のことです。

原因について

このリソース不足が発生する原因はある程度特定できますが、実際に何が原因なのかはリソース不足という表示だけではわからないので、しらみつぶしに原因をつぶしていく作業が必要になります。まずは、その原因を特定していきましょう。

不要なファイルが残りすぎている

エクセルそのものに不要なファイルが大量に残っている場合は古いパソコンですと高確率でリソース不足の表示が出てきます。具体的には共有においてある容量が大きめのエクセルファイルを編集するときに発生しやすいです。

というのも、いろんな方々が編集する共有ファイルのエクセルは使わなくなったデータが埋め込まれている確率が極めて高く、マクロやツールバー、書式などが使っていない状態で埋め込まれているケースが多々あります。これらは結構メモリを使うのでリソース不足と出やすくなります。

機能限界

共有にあるエクセルをいじっている場合にこちらも発生しやすいリソース不足です。会社単位でパソコンを管理しているとしても、中には古いパソコンやソフトが存在するので古いパソコンやエクセルを使っている方はリソース不足が出やすいです。

極端な例ですと、エクセル98のようなとっても古いエクセルだと16,000 以上あるセルを外部参照しているものは保存不可能です。また、古いパソコンはメモリも小さいのでエクセル容量が大きくなればなるほどリソース不足が発生しやすくなります。

エクセルのシート数や行数が多すぎる

どんなに新しいパソコンでも、エクセルのシート数や行数が多すぎるとリソース不足が発生する可能性があります。エクセルのブックが大きすぎる場合は高確率でこれが原因でしょう。

ほかのプログラムを使い過ぎ

パソコンの性能が良かったとしてもほかのプログラムを大量に使っている場合はそちらにメモリをとられますので、リソースが消費されていきます。この場合はそんなにエクセルにリソースを割いていなくても「リソース不足です」という警告をもらってしまうでしょう。

エクセルのリソース不足を解消する方法

それでは具体的に原因について解説したところで、解決方法を記載していきます。わかりやすい方法ですので、パソコン初心者の方でも安心して実行できるでしょう。

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初回公開日:2017年11月29日

記載されている内容は2017年11月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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