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「よろしくお伝えください」の意味|使い方・例文・注意点を解説

更新日:2024年12月04日

「よろしくお伝えください」を、会話やメールの締め言葉として多用しているという人も少なくないでしょう。本記事では「よろしくお伝えください」の意味や相手から言われたときの返答内容などを解説しています。言葉の持つ意味をきちんと理解して使っていきましょう。

身内・親しい人に伝える場合

家族の者へ「よろしくお伝えください」と言われた場合は、「ありがとうございます。伝えておきます」と返答できます。顧客や取引先から直属の上司や同僚に対して「よろしくお伝えください」と言われた場合は「承知いたしました。申し伝えます」と返しましょう。

例文

  • 〇〇さんにはお会いできなくて大変残念です。くれぐれもよろしくお伝えください。
  • 返答(家族):お気遣いありがとうございます。〇〇に伝えます
  • 返答(社内):承知いたしました。〇〇に申し伝えておきます。

目上の人に伝える場合

「よろしくお伝えください」を使って、自分より目上の人に伝えるようにお願いされることもあります。

たとえば「〇〇教授にもよろしくお伝えください」や、これから仕事で訪れる顧客先の役員あてに「〇〇社の〇〇部長にもよろしくお伝えください」と言われてしまうような場合です。返答する相手も、これから伝える相手も目上になるため、敬語の使い方に気遣いが必要になります。

例文

  • 〇〇さんにはお会いできなくて大変残念です。くれぐれもよろしくお伝えください。
  • 返答:承知いたしました。〇〇様にお伝えいたします。

よくわからなかった場合

誰に対して「よろしく伝える」のかわからないこともあります。メールであれば社内の人に相談したり、自分で確認したりできますが、口頭で言われた場合などとっさに関係性が判断できず返答に困ることもあるでしょう。

「よろしく伝える」対象者がわからないときは、「かしこまりました」や「承知しました」と返事をしておきましょう。わからないからといって「はい」という返事などで済ませては相手に失礼に当たります。

例文:

  • ○○様によろしくお伝えください。
  • 返答:かしこまりました。

「よろしくお伝えください」の言い換え表現

「よろしくお伝えください」は別の言い方でも同様の表現が可能です。言い換え可能な文言を覚えておいて、使いたい場面に一番適切だと考えられる文言を使えるようにしておきましょう。

ここでは「よろしくお伝えください」の類語・言い換え語として使える文言を紹介していきます。

「よろしくお知らせください」

「よろしくお伝えください」よりも耳にする機会は少ないものの、同様の意味で「よろしくお知らせください」と使うことも可能です。「よろしくお知らせください」は話し言葉としてよりも書き言葉として使われることが多いため、メールや手紙で使ってみましょう。

「よしなにお伝えください」

よしなにお伝えください」も「よろしくお伝えください」とほぼ同義です。「よしな」という言葉が「よろしく」の類語として使えるためです。

よしなに」には「うまいぐあいになるように」「よいように」「よろしくという意味があります。「〇〇さんにもよしなにお伝えください」のように「よろしく」を「よしなに」に言い換えるだけで文章が成立します。

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初回公開日:2017年10月09日

記載されている内容は2017年10月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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