「お力添え」の意味と使い方|例文や類語・英語表現もあわせて紹介
更新日:2024年08月24日
例文
- 日頃より、多大なるお力添えをいただき、心より感謝いたします。
「お力添え」を使った例文
「お力添え」という言葉は、主に上司や社外の目上の方などに協力をお願いする場合や援助してもらった場合のお礼などに使用する機会の多い言葉です。
この「お力添え」という言葉は、覚えておくと何かと便利な言葉です。しかし、使う場面によって使い方はいろいろですので、ここではシチュエーション別に4パターンの例文をご紹介します。
「お力添えのほど~」
まずは「お力添えのほど」です。「お力添えのほど」という表現は一見とても丁寧な印象ですが、実はそうとは言い切れません。以下の例文のように「~ほど」をつけた方がシンプルとなりますが、より丁寧ということもないです。
例文
- 今後もお互いの会社の利益のために、お力添えのほどよろしくお願い申し上げます。
「お力添えを賜りたく~」
次に「お力添えを賜りたく」です。「お力添えを賜る」という表現は、「お力添え」という謙譲表現がさらにへりくだっている表現になります。そのためこの表現は、目上の人に対して、ちょっと頼みづらいことであったり、より丁寧な印象を相手に与えたい場合に行う表現です。
例文
- 明日までの資料の完成のために、お力添えを賜りたく存じます
「お力添えいただき~」
そして、「お力添えいただき」です。「いただく」はもらうの謙譲語ですが、「賜る」ほど固い表現ではないため、ビジネスでよく使われます。言い回しがシンプルで使い勝手のよい表現であるため、相手にとってもこの言い回しで不快ととらえることはないでしょう。
例文
- 会議の資料作成にお力添えいただき、まことにありがとうございました。
「お力添えに~」
最後に「お力添えに」です。「お力添えに」の「に」は格助詞であり、「に」の後ろに動詞の「よる」がつくことで、 原因・理由を表す表現になります。
例文
- 皆様のお力添えにより、苦境を乗り越えることができました。
初回公開日:2018年01月09日
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