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「お力添え」の意味と使い方|例文や類語・英語表現もあわせて紹介

更新日:2024年03月12日

「お力添え」という言葉を正しく使うことはできますか。この記事では例文を中心に「お力添え」について幅広くご紹介します。間違った使われ方もあせてご説明しますので、ビジネスで問題なく使用できるようになりたい方はぜひご覧になってください。

「お力添え」を使う際の注意点

「お力添え」は、相手を助けるという意味をもつため、「この度はお力添えできず申し訳ありません」や「お力添えできれば幸いです」などと間違った使い方をしている人もいます。

実は「お力添え」は自分の行為に対しては使うことはできません。

「お力添え」はあくまでも助けてもらう側(相手)に対して使う言葉です。そのため、助ける側(自分)に対して使う場合は先ほどご紹介した「尽力します」やお詫びの場合は「お力になれず申し訳ございません」など、ほかの言葉に言い換えて使うのが適切となります。

「お力添え」の類語・言い換え表現

「お力添え」は自分がへりくだるときに使う言葉であるため、相手によっては別の表現に言い換えなければなりません。

ここでは5つの類語・言い換え表現を、例文を交えてご紹介します。

「お力添え」の類語・言い換えを理解することで、失礼にならないビジネスのやり取りができるでしょう。

「ご支援」

最初は「ご支援」です。「ご支援」は力を貸して助けることを意味する「支援」に敬語の「ご」がついた言葉です。尊敬語として感謝を伝える場合に使用されます。

例文

  • 温かいご支援をいただき、まことにありがとうございます。

「ご協力」

次に、「ご協力」です。「ご協力」は力を合わせて物事に取り組むことを意味する「協力」に敬語の「ご」がついた言葉です。「ご協力」は丁寧な表記ではありますが、堅苦しいわけではないので、上司や同僚など、ビジネスで多く使われます。

例文

  • このたびは、ご協力いただきましてありがとうございます。

「ご援助」

「ご援助」とは困っている他者に対し、相手が望むような助けを行うことを意味する「援助」に尊敬語の「ご」がついた言葉です。

先ほどご紹介した「ご支援」は相手の一部を助ける時に使う言葉である一方、「ご援助」は相手を全面的に助ける時に使う言葉です。そのため資金援助などでない限り、ビジネスで頻繁に使われることはありません。

例文

  • 今後とも資金のご援助のほど、何卒よろしくお願いします。

「ご助力」

「ご助力」とは他人の活動や仕事に手を貸すことを意味する「助力」に尊敬語の「ご」がついた言葉です。

「お力添え」との意味にほとんど違いはありません。しかし、手を貸す内容が把握できているという点で「お力添え」と使う状況が異なります。

例文

  • 明日の会議を成功させるために、ご助力させていただきます。
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初回公開日:2018年01月09日

記載されている内容は2022年11月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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