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相槌の種類・バリエーション一覧|ええ/なるほど/うん

更新日:2024年01月28日

相槌は会話において、とても重要な存在になります。特に商談や評判に関わるビジネスシーンの会話では、適切に使用することが大事です。相槌の種類とバリエーション、心理学的に効果がある相槌、本、相槌と心理状態、寝言と相槌の関係性について説明しました。

おもしろいですね

「おもしろいですね」も、盛り上げの相槌です。相手の話を「おもしろい内容だと褒めている」相槌なので、話し手からの交換を得やすくなります。ただし、使えば良いというわけではありません。使用し過ぎると逆効果になりますので、適切に用いましょう。

相槌を打つにあたって重要な「さしすせそ」とは?

調味料には「調味料のさしすせそ」が存在しますが、相槌にも「相槌のさしすせそ」というものがあります。相槌を打つにあたり「さしすせそ」が重要と言われている理由は、「相槌のさしすせそ」が心理学的に効果の立証がされているからです。つまり「相槌のさしすせそ」を活用することで、相槌の使い方におけるスキルが上がります。

「さ」は「さすが」

「さ」に当てはまる相槌は、「さすが」です。人には「自分を認めてもらいたい」という承認欲求が存在するという見解があり、承認欲求が満たされることで大らかさや受け入れる能力につながるとされています。心理学の研究で「さすが」の効果について調べてみたところ、「さすが」の相槌を使用することで相手の承認欲求を満たせることが分かりました。

「さすが」は数ある相槌の中で、承認欲求を満たすことができる相槌です。相槌は相手の会話の店舗に合わせることなので、主体となっているのは相手です。相手の承認欲求を満たす相槌を用いることで、相手の気分を害することなく自分の評価も上げることができるでしょう。目上の人に対しては「さすがです」と言う方が、失礼な印象を与えません。

「し」は「実力ですね」「知らなかった」

「相槌のさしすせそ」の「し」には、「実力ですね」と「知らなかった」が当てはまります。「実力ですね」に関しては「し」ではなく「じ」ですが、心理学的に効果が立証されているのは「知らなかった」ではなく「実力ですね」です。

「知らなかった」は相手の知識を立てる意味合いがあるため、本当は知っていても知らないふりをした方が良い状況において使用する人もいます。「実力ですね」は心理学の研究結果によると、成功者と仲良くなれる相槌とされています。成功が「個人の力(能力)によるものだ」ということを認めてくれた印象になるため、好感を得やすいのではないかと考えられています。

「す」は「すごい」

「す」から始まる相槌の中で、心理学的に効果が明らかにされている相槌は「すごい」です。ニュアンス的には「さすが」と似ていますが、「すごい」では「自己重要感」を満たすことができるとされています。

自己重要感とは、「自分がこの場(この人)にとって必要な存在である」と感じることです。人は頼りにされることで、意欲的になったり・能力を発揮できたり・自身が持てるようになったり・前向きになったりすると言われています。「すごい」の相槌で相手の自己重要感を示すと、気立てが良い人として好感を得ることができるでしょう。

「せ」は「絶対」「センスが良いですね」

「相槌のさしすせそ」における「せ」には、「絶対」と「センスが良いですね」があります。「し」の「実力ですね」同様に「絶対」は「ぜ」ですが、「せ」に含みます。「センスが良いですね」は気立てが良い相槌になりますが、心理学的には「絶対」の相槌によってもたらされる効果についてが分かっています。

「絶対」の相槌には、「是認欲求」を満たす効果があるとされています。「是認」とは「良いと認めること」で、そのことを「確かにそうだ」とすることです。つまり、是認欲求=そうだと認めてほしい気持ちになります。「絶対」の相槌はそういった是認欲求を満たすことができるため、相手を否定しない=好感を得られるとされます。

「そ」は「そうなんだ」「そうですね」「それで」

「そ」には、「そうなんだ」「そうですね」「それで」があります。この中で、心理学的に効果が明らかにされているのは「そうですね」です。「そうですね」と「そうなんだ」は同じ意味で用いられますが、「そうですね」の方が丁寧な言い方であり、もの柔らかな印象を与えます。

心理学で明らかにされている「そうですね」の効果は、「人間関係の基礎をつくる」といったことです。「そうですね」には共感の意味合いが込められているため、相手を否定しておらず、その会話を受け入れている示しになります。そういった印象が相手に伝わることで、相手にも受け入れの姿勢がつくられます。

相槌には「あいうえお」もある

「相槌のさしすせそ」についてご紹介しましたが、実は「あいうえお」もあります。相槌を打つ際に重要とされるのは「さしすそせ」ですが、「あいうえお」もしておくことで役立つ時が来るでしょう。

「あ」は「ありがたい」です。「感謝」を表す相槌であり、話の内容に応じて使用することで丁寧かつ温かみのある印象を与えることができます。「い」は「いえいえ」で、否定の意味を持ちますがよく使用される相槌です。

「う」は「運が悪かったですね」で、立ててはいませんが「相手の気持ちを救う」意味合いがあります。「え」は「縁がありますね」です。ここで言う「縁」には「運命的な」というニュアンスが含まれているため、「強い絆を生む」効果があるとされています。「お」は「恩を感じます」で、「ありがたい」よりも「深い感謝」を表す相槌です。

相槌の打ち方は場面別で考えよう

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初回公開日:2017年11月25日

記載されている内容は2017年11月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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