相槌の種類・バリエーション一覧|ええ/なるほど/うん
更新日:2024年07月11日
いいえ違います
「いいえ違います」は、否定を意味する「いいえ」に、否定の意味と反対意見があるニュアンスが含まれる「違います」が付いた相槌です。否定・反対の種類に分類されます。単に「いいえ」と言うよりも否定と反対の意味が強く、相手の会話内容と対立する気持ちを持つ時に使用されます。
本当ですか
「本当ですか」は、驚き・疑問の種類に当てはまる相槌です。真実を意味する「本当」に「です」を疑問系にした「ですか」が付いているため、「相手の会話内容が本当のことなのか疑問を抱いた時」または「相手が述べたことが本当のことだと信じられないくらい驚いた内容であった時」に用いられます。
そうなんですか
「そうなんですか」も、相槌の種類では驚き・疑問に分類されます。使い方としても意味合いとしても、「本当ですか」と同じです。
それは知りませんでした
「それは知りませんでした」は、相手が述べた内容を「知らなかった!」ということを表す驚きの相槌です。「知りませんでした」でも問題ありませんが、「それは」を付けることで相手の話をちゃんと聞き受けている印象になります。またワンクッションとなるため、会話のテンポを崩しにくいとされます。
誰がですか
「誰がですか」は、疑問の相槌です。相手が述べる会話の中で「それは誰?・それは誰がしたのか?」などを聞きたい時に使用します。
どのようにですか
「どのようにですか」は「誰がですか」と似たものです。「誰がですか」は会話の中で存在が明示されていない人物を聞く疑問の相槌ですが、「どのようにですか」は会話の中で明示されていない行動を聞く疑問の相槌になります。
いつからですか
「いつからですか」は、「誰がですか」と「どのようにですか」の親戚です。「誰が・いつ・どうした」の成り立ちで文を作るとすれば、「いつからですか」は「いつ」=「時間や年月日など」を表す部分になります。「いつからそうなのか」を聞く相槌なので、疑問の種類に属します。
それでどうなったのですか
「それでどうなったのですか」は、疑問を示す相槌に当てはまります。また、促しの相槌でもあります。「それで」の部分が促しの相槌であり、「どうなったの」の部分が相手の会話内容に対する疑問を表しているため、疑問兼促しの相槌と言えます。
それから?
「それから?」は、盛り上げの相槌です。相手がする話の山場がそろそろだという時に使用することが的確ですが、山場のタイミングに関係ない使用でも「あなたの話を興味を持って聞いている」示しにはなります。「それからそれから?」と重ねて使用されることもありますが、目上の人には使用しません。
教えてください
「教えてください」は促しの相槌ですが、ニュアンスとしては疑問も含まれることがあります。相手が述べた話に対して疑問が生じた際に「教えてください」で会話を促した場合は促し兼疑問の相槌となりますが、疑問ではなく興味が生じている際は「教えてください」=単に促しの相槌となります。
初回公開日:2017年11月25日
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