相槌の種類・バリエーション一覧|ええ/なるほど/うん
更新日:2024年07月11日
へえ
「へえ」は「へえー」と語尾を伸ばすこともありますが、同感・肯定の相槌になります。驚きや感心の意味合いが含まれることがあるため、使用する上では口調もポイントです。
なるほど
「なるほど」も同感・肯定を示す相槌ですが、上から目線な印象を与える可能性が高いため、目上の人には使用しない方が無難です。
やっぱり
「やっぱり」には、「推測していたことが相手の話した内容によって肯定された」というニュアンスがあります。そのため、分類は同感・肯定の相槌になります。目上の人に対しては、基本的に使用されません。
その通りですね
「その通りですね」は相手の会話内容に対して「その通り」と示しているため、同感・肯定の意味を持つ相槌になります。場合によっては「その通りです」だけだも問題ありませんが、「ね」を付けることで言葉の印象が柔らかくなります。
私もそう思います
「私もそう思います」は相手の話した内容に対して「私も同じことを思う」ということを表しているので、同感を示す相槌の扱いになります。「そう思います」でも通用する時もありますが、「私も」を付けることで同感の意味が強くなります。
もっともです
「もっともです」の「もっとも」は、漢字で書くと「尤も」になります。意味は「何より一番・他と比べて第一に」で、相手の述べたことが道理だとする言葉です。道理だとする=肯定することなので、相槌における種類では肯定の相槌に分類されます。敬意を強調する場合は、「ごもっともです」と言います。
良かったですね
「よかったですね」は同感・肯定の種類に当てはまる相槌で、相手が話した良い内容に対して「それは良いことだね」という肯定、または「こちらまで嬉しく思うような良いことだね」という同感を表します。
いいえ
「いいえ」という相槌には否定の意味があるため、種類としては否定・反対の相槌に属します。対立するといった攻撃的な否定ではなく、謙遜的な意味合いで否定する際に用いられることが多いです。
とんでもないです
「とんでもない」には「意外」の意味もありますが、相槌としては「強い否定」を示す言葉になります。相手が述べた内容に対する強い否定として用いますが、否定する部分は「いいえ」同様に、謙遜的な意味合いを込めている場合が多いです。
そんなことは
「そんなことは」は「そんなことはありません」や「いえ、そんなことは」といったように、他の言葉と組み合わせて使う時もあります。相槌の種類としては否定・反対に属しますが、「いいえ」などと違って否定のニュアンスは薄くなっています。
初回公開日:2017年11月25日
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