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申し訳ないの意味と類語や言いかえ6つ・申し訳ないの敬語

更新日:2024年03月07日

「申し訳ない」は謝罪の際にビジネス用語として使用する場面があります。では「申し訳ない」の正しい意味と敬語での使い方についてご存知でしょうか。何気なく使っていた言葉ですが、より正しい丁寧語などについても詳しく紹介していきます。

「申し訳ない」という言葉にはさまざまな言い換え表現が存在します。「申し訳ない」の言い換え表現について把握しておくことで、必要に応じてより適切な表現で謝罪の気持ちを表すことができるようになるでしょう。

ここでは「申し訳ない」の言い換え表現を紹介していくため、ぜひ会話やメールの中で用いる際の参考にしてみてください。

遺憾

類語1は「遺憾」という言葉です。「遺憾」とは「思いどおりにならなくて残念に感じる」「心残りがある」という意味を持っています。

「遺憾」と「申し訳ない」の違いは、「遺憾」の意味は「心残りがある」や「思いどおりにならなくて残念に感じる」で、謝罪の意味は込められておらず、「申し訳ない」は「言い訳はない」「弁解の余地がない」という意味で、謝罪の意味が込められています。

お気の毒さま

類語2は「お気の毒さま」という言葉です。「お気の毒さま」とは「相手の身に起きた不幸に対し、同情をする」という意味を持っている言葉です。

ですが、「お気の毒さま」は相手の捉え方にもよりますが、皮肉と感じ取られてしまう場合もあります。使う際は注意が必要となります。

心残り

類語3は「心残り」という言葉です。「心残り」とは「後になっても気になっている・心配している・残念に感じている」というような意味があります。

つまり、「心残り」の意味を簡単に言うと「未練がある」という意味になります。

口惜しい

類語4は「口惜しい」です。「口惜しい」とは、「思ったように物事がならなかったり、失ったものに対し残念に感じている・腹立たしく感じている」という意味を持っています。

「口惜しい」と近い言葉に「悔しい」があります。「口惜しい」は同じく「申し訳ない」の類語である「遺憾」や「心残り」と意味がよく似ています。

失礼いたしました

類語5は「失礼いたしました」という言葉です。

「失礼いたしました」の「失礼」という言葉には、簡単に言うと「礼儀のなっていないことをすること」というような意味があります。

「礼儀のなっていないことをすること」という意味を持つ、「失礼」に「いたしました」を付けたものが「失礼いたしました」になります。

つまり、「失礼いたしました」は「礼儀のなっていない行動・発言などをしたことに対し詫びる」という際に使います。

言い訳のしようがない

類語6は「言い訳のしようがない」という言い回しです。「言い訳のしようがない」は「弁解の余地がない」と使い方・意味が似ていて、「申し訳ない」が持っている意味と同じ意味を持っています。

「言い訳のしようがありません」と使うこともできます。

弁明の余地がない

類語7は「弁明の余地がない」という言い回しです。「弁明の余地がない」とは、「言い訳や謝罪する余地がない」という意味を持つ言葉です。

「弁解」とは「言い訳をすること」を意味する言葉であり、「余地がない」は「余裕がない」、「選択肢が限られている」といった意味を持つ言葉です。

そのため、これらの言葉が組み合わさることで「謝罪をするしかない」という意味になります。

恐縮至極

類語8は「恐縮至極」という言い回しです。「恐縮至極」とは、「大変恐れ多く、身が縮こまってしまうような様子」や「この上なく申し訳ないと思う」という意味を持つ言葉です。

「恐縮」とは「恐れ多く身が縮む」を意味する言葉であり、「至極」は「この上なく」という意味を持つ言葉です。そのため、これらの言葉が組み合わさることで「この上なく申し訳ない」という意味になります。

一般的にはあまり使われることがない言葉ですが、ビジネスの場では用いられるケースがあるため覚えておくと良いでしょう。

お詫び申し上げます

類語9は「お詫び申し上げます」という言い回しです。「お詫び申し上げます」は、自分の過ちを認め、相手に謝罪するという意味の言葉になります。

相手に対して申し訳ないと感じ、自分が悪かったと謝る「詫びる」の丁寧語と、「申し上げる」という謙譲語から成り立っています。

「お詫び申し上げます」は、相手に不快な思いをさせた場合などに謝罪する際に用いられる言葉です。

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初回公開日:2017年11月17日

記載されている内容は2017年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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