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「行ってください」の意味と使い方・敬語・丁寧語・尊敬語

更新日:2023年09月22日

「行ってください」はよく使う言葉ですが、より丁寧に言うとなるとどう言い換えればいいのか困ってしまいませんか。「行ってください」を丁寧に言う場合の表現方法についてご紹介します。また「先に行ってください」は失礼になるのか、などについても解説いたします。

「行ってください」の意味と使い方

「行ってください」は「行く」という動詞に「くださる」の命令形である「ください」を繋げた形です。「くださる」の本来の命令形への活用は「くだされ」ですが、「ください」と言う事が多いです。「くださる」は「くれる」の尊敬語です。「行ってください」は「行ってくれ」の敬語にあたります。

行ってくださいました

「郵便局へは佐藤さんが行ってくださいました」など、敬語を使うべき相手が何処かへ行ってくれた場合に使います。

「ください」は「くださる」の命令形であり、「くださる」は「くれる」の尊敬語にあたります。「くれる」は相手が自分に何かを与えたことを表す言葉です。「行ってくださいました」は相手がそこへ行ったことによって自分が利益を得た時に使います。利益を得ていない場合は「行きました」「行かれました」などと言います。

行ってくださいます

「郵便局へは佐藤さんが行ってくださいます」などの使い方をします。相手がまだそこへ行っていなくて、かつ、そこへ行くことが自分の利益になる時に使います。

「郵便局へは佐藤さんが行ってくださいます」と言う場合、佐藤さんは郵便局へ行くことを受け入れている必要があります。まだ許可を得ていない場合は「郵便局へは佐藤さんに行っていただきたいです」「行ってもらいたいのですがお手すきですか」などの伝え方をした方がいいです。

タクシー

「行ってください」をよく使うのはタクシーに乗った時です。「最寄り駅まで行ってください」「〇×ホテルの前まで行ってください」というように使います。「行ってくれ」を丁寧に言った形です。

「行ってください」の敬語

「行ってください」は「行く」に「くれる」の命令形、「くれ」の尊敬語「ください」を繋げた形です。「行ってください」は尊敬語になります。

「くれる」が、相手が自分のために何かを与えることを意味する言葉なので、「行ってください」と言う場合は「自分のためにそこへ行って」を丁寧に伝えていることになります。

相手がそこへ行くことが自分の利益にならない場合は、「行きました」か「行く」の尊敬語である「行かれる」「お出でになる」「いらっしゃる」などを使うといいです。

「行ってください」と「おこなってください」の違い

「行ってください」は敬語ではない言葉で言うと「行ってくれ」です。「おこなってください」は敬語ではない言葉で言うと、「してくれ」です。

「行ってください」は移動して欲しいという意味です。ただし、自分の方へ向かっての移動は「来て」になります。「おこなってください」は何かしらの動作や作業をして欲しいという意味です。

「おこなって」と読ませたいときは「行なって」と書くのが一般的です。

「行ってください」は上司に使っても大丈夫か?

「行ってください」は敬語ですが、「私の替わりに出張に行ってください」など依頼として使う場合には上司に使うにはやや丁寧さに欠けます。「恐れ入りますが行っていただけますでしょうか」「差し支えなければ行っていただけると助かります」「他にご予定がないようでしたら行っていただけないでしょうか」などの表現を使った方がいいです。

「先に行ってください」上司に使って大丈夫か?

「先に行ってください」は「先に行ってくれ」の尊敬語にあたりますので、正しい敬語です。自分が何かに手をとられて遅刻しそうになっている。上司には先に行ってもらいたいという場合には「先に行ってください」は正しい表現です。

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初回公開日:2017年12月13日

記載されている内容は2017年12月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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