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「助かりました」の意味と使い方・例文・敬語なのか|目上

更新日:2024年01月19日

「助かりました」は人間関係の潤滑油です。その一方で、相手によっては注意の必要な言葉でもあります。失礼かもとの不安から、感謝を伝えたいのに言い出せないということもあるのではないでしょうか。この記事では「助かりました」の使い方や敬語表現への言い換えをご紹介します。

対面・電話で伝える場合

相手の助力をありがたいと感じていることを伝えます。

口頭で伝える場合はその場の流れもありますし、表情や距離感といった言外の要素も加わりますので内容も文章量も都度変わることとなりますが、基本的には「お礼の言葉」と「今後の引き続きの助力をお願いしたいこと」を伝えます。

メールで伝える場合

相手の助力に対する感謝の気持ちを伝えることは対面の場合と変わりませんが、メールならではの注意点として、手短に書き記すことがあります。ありがたいと感じていることを伝えたいあまり長文となってしまわないよう注意しましょう。

「助かりました」の敬語表現バリエーションはこれ!

目上の人に「助かりました」という感謝の気持ちを伝えるには、類語を用いて敬語表現に言い換える必要があります。しかし、具体的にどう言い換えればよいのか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。

ここでは目上の人に対してそのまま使えそうな敬語表現の具体例をご紹介します。

「先日は〜して頂き、ありがとうございました」

シンプルですが、どういった場面でも使える定番の敬語表現です。

「〜の件では大変ありがとうございました。おかげさまで無事に完了することができました」

お礼だけでなく、助けてもらったことのその後の経過・結果を報告することで、今後の良好な関係の継続へとつなげられます。

「○○様のお力添えあってこその成功と、心より感謝しております」

「お力添え」という敬語ならではの言い方がこなれていて、いつも同じ言い回しになってしまうとお悩みの方にはおすすめです。また、相手の助けがあってこそと強調することで、一企業としてではなく対個人としての関係を念頭に置いた、熱のこもった感謝の言葉となります。

「多大なるご尽力を賜り、深く感謝申し上げます」

メールや文書中で多用されるフォーマルな言い回しです。敬語表現の決まり文句として覚えておくと便利でしょう。

「助かりました」と言われた時の返答の敬語表現は?

ここまで目上の人に対する「助かりました」の気持ちを伝えるための敬語表現を見てきました。

では反対に目上の人から「助かったよ」と言われたときにはどう敬語表現化して受け答えをすればよいでしょうか。

「とんでもないことです」「恐縮です」と謙遜するのはひとつの返答方法ですが、今後も力になりたいと考えているということを言い添えるとよいでしょう。

もうひとつの返答方法として「どういたしまして」と返すというものがあります。この場合にも、これからも協力することで良好なビジネス関係を築いていきたいという思いを併せて伝えるとベターです。

ここではさまざまなシチュエーションで使える返答の敬語表現の具体例をご紹介します。

「お役に立てて嬉しいです」

「どういたしまして」を敬語化するとまさにこれといったところです。英語でいうならMy pleasureに当たるでしょうか。あらゆる相手に対して使える敬語表現のフレーズです。

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初回公開日:2017年11月11日

記載されている内容は2017年11月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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