「尽力いたします」の意味とビジネスでの使い方|メール/履歴書
更新日:2024年07月09日
〇〇支店の皆様 〇〇課の〇〇です。いつもお世話になっております。メールで失礼いたします。本日の発令で、〇月〇日付で東京本社〇〇本部〇〇担当へ転任することになりました。〇〇支店在勤中は、皆様方には大変お世話になりました。今後におきましても、〇〇支店の皆様と我が社のために一層尽力いたしますので何卒よろしくお願いいたします。
人事異動の挨拶(はがき)
拝啓 陽春の候ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。さて、私ことこのたび〇月〇日付で東京本社〇〇営業本部勤務を命ぜられ過日着任いたしました。○○支店在任中は公私に渡り格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。今後も精一杯我が社のために尽力いたしますので、何卒よろしくお願いいたします。まずは略儀ながら御礼かたがた御挨拶申し上げます。敬具〇年〇月〇日
就職・転職の際の履歴書
・〇年〇月 〇〇大学工学部卒業
・〇年〇月 株式会社〇〇入社 〇〇開発部門で〇〇開発に従事
・〇年〇月 同社〇〇本部で〇〇プロジェクトに従事
・〇年〇月 同社〇〇本部の〇〇プロジェクトの責任者に着任
・〇年〇月 同社〇〇研究所〇〇開発部門の責任者に着任
・〇年〇月 株式会社〇〇退社
以上つたない経験ではございますが、御社のために力の限り尽力いたしますので、何卒よろしくお願いいたします。
開店・新規事業開始・イベント開催・記念式典などの挨拶
本日は、晴天に恵まれまして、このイベントには絶好のコンディションでございます。今回企画いたしました〇〇記念〇〇フェアは、数年前より鋭意準備してきたものでございます。我が社も今年で創業〇〇年を迎え節目の年でもあり、今後の安定的な売り上げ維持を目指しております。
そのような意味合いにおいても〇〇分野への本格的な進出を考えており、今回のフェアを開催するわけでございます。今後、この〇〇分野の売上拡大に向けて全社を挙げて尽力いたしますので、これまで以上のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
「尽力いたします」の類語と間違った使い方
「尽力いたします」とは、力を出し切り励むという意味であり、これに近い言い回しは「精進いたします」です。「精進」は、精神を集中して余計なものは捨てて進むという意味です。
これよりも「励む度合い」が少し下がるのが「努力いたします」であり、さらに「頑張ります」と続きます。また、「尽力をつくします」という言い回しを稀に耳にします。これは「尽力」の間違った使い方です。これは、活字にすると「尽力を尽くします」であり、「頭痛が痛い」と同じです。
「尽力いたします」を使いこなし良いビジネスを!
「尽力いたします」の意味、その効果的な使い方をお解りいただけましたか。ビジネスの色々な場面において「尽力いたします」を使いこなし良いビジネスに繋げてください。
初回公開日:2017年11月20日
記載されている内容は2017年11月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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