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「手許」の読み方・手許の現金の使い方・元手との違い|資金

更新日:2024年08月29日

知っているようで知らない言葉、きちんと理解できているか曖昧な言葉、勘違いしている言葉は意外とたくさんあります。例えば「手許」もそうです。その読み方から、意味、類語だけでなく、場面に応じた正しい「手許」の使い方をご紹介していきます。

手許や手元に御をつけた御手許や御手元という言葉をみたことがない人はいないでしょう。御手許と御手元では少しニュアンスが異なります。

御手許は手許を丁寧にした言葉です。「御手許の資料をご確認ください」「御手許金」などに使われています。では御手元はというと、同じ意味であることには変わりないのですが、私たちが普段、目にしている場面が違ってきます。

御手元は割りばしの箸袋に書いてあることが多いです。ひらがなで「おてもと」となっていたり、「お手元」となっていたりします。箸は指で使うものですから手元にあるものということでこう呼ばれるようになりました。御手元やお手元、おてもとは箸というイメージが強いので、御手許と書く方が無難です。

手許の使い分け方法

先ほど述べたように手許には主に7つの意味があります。ですが、ビジネス上では手元金を意味する場合がほとんどなので、「資金」あるいは「資本」と言い換えることも可能です。手元金は手持ち金ともいいます。

ビジネスから離れた日常生活の場面では、他の6つの意味で混在され使われています。ビジネス面か日常生活面かによって手許を使い分けていきましょう。

手許を正しく使えば評価はワンランクアップ

繰り返しになりますが、手許には7つの意味があります。きちんと理解できているか、正しい場面で正しい使い方ができているかをおさえておけば、周囲から一目置かれ、高評価を得られるでしょう。簿記でいう手許とは現在手元にある貨幣のことで預貯金や有価証券は含まれません。商売ではちょっとした勘違いが命取りになります。正しく使い分けましょう。

初回公開日:2018年04月10日

記載されている内容は2018年04月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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