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「就業中」の意味と使い方・ルール|傷害保険/禁煙/居眠り

更新日:2024年02月07日

就業中という言葉を掲示物や会話の中で見聞きする事があります。この就業中という言葉どのような意味があり、どのように使う言葉なのでしょうか。今回は、就業中の意味と使い方と就業中の事故の扱い方、就業中に事故に遭った時の労災保険や傷害保険について紹介していきます。

①居眠り

就業中の居眠りはどのような処分の対象になってしまうのでしょうか。考えられる処分の内容は3つあります。1つ目は、欠勤控除による減給です。あまりにも長時間居眠りを続けてしまっていて、厳重に注意しても改善が見られない場合は、欠勤控除による減給処分になる事があります。

2つ目は、懲戒処分です。懲戒処分は戒告されたり減給されたりとさまざまです。戒告とは公務員に対して下される処罰の一種で、言葉に出して戒める事を意味しています。戒告のように軽めの処罰もあれば減給される事もあります。

3つ目は、普通解雇処分です。普通解雇処分はこれ以上勤務する事ができないと判断された場合に下される解雇です。普通解雇は懲戒解雇と比べると比較的軽い処分で済みますが、職を失ってしまうのは、生活に影響してしまうので大きなダメージでしょう。

居眠りをする事で軽い処分を受ける事もあれば重い処分を受ける事もあるので気を付けましょう。

②飲酒

就業中に飲酒をしてしまうという人はなかなかいないでしょうが、就業中にもしも飲酒をしてしまった場合は、どのような処分が下されるのでしょうか。結論から言いますと、就業中に飲酒をしてしまった場合は解雇処分が下される可能性が高いでしょう。

就業中に飲酒をする事で起きうる業務効率の低下や、法律を違反してしまう危険性が高いためです。例えば、車などの乗り物を運転する業務についている人たちは、飲酒運転をしてしまえば法律違反で罰を受けてしまうでしょう。車を運転しない人達でも、飲酒をする事でまともな判断ができず、誤った判断や行動をしてしまう可能性が高いためです。

こうした理由から解雇処分が下される可能性が高いため、就業中に飲酒するのだけは絶対にやめましょう。プライベートで飲むのは構いませんが、就業中に飲むはさまざまな人に迷惑を掛けるため絶対にやめましょう。

就業中の飲食はどこまでなら可能?

お昼ご飯は食べたのに、就業中に小腹が減ってどうしても何かを食べたくなる事があります。そこで疑問に思うのが、就業中飲食はどこまでなら可能なのでしょうか。正直なところ明確な決まりはありません。その企業の考え方や裁量による部分が大きいでしょう。

企業側が就業中でも飲食を認めている場合は食べても良いでしょうし、休憩室でのみ飲食可能となっていれば、就業中でも休憩室に行って食べているなら問題ない場合もあります。その企業毎の考え方が違うため、どこまでOKなのかは務めている企業で確認しない事にはわからないでしょう。

今働いている企業で飲食が可能なのかどうか疑問に感じた場合は、勝手に判断せずに上司や長く働いている先輩などに聞いてみる方が良いでしょう。

就業中インターネットはどこまで使ってよいか

最近では、就業中に自分のデスクのパソコンを使ってインターネットを閲覧している方が増えています。業務上で必要な情報を調べるために使っているならまだ許されますが、中には困ったことに就業中にオークションやネットショッピングや、株・FX取引などをやっている方がいます。

そこでここでは、就業中にインターネットはどこまで使って良いかという疑問に答えていきます。

明確な範囲は決まっていない

「就業中にインターネットはどこまで使っても良いか」という疑問ですが、それは会社のルールによる部分と、社員の常識や考え方やリスクに対する考え方による部分が大きいため、明確な範囲は決まっていません。

企業側がインターネットの閲覧に関するきちんとしたルールを設けているなら、そのルールに従ってインターネットを利用するなら問題ありませんが、業務に支障が出てしてしまうほど長時間閲覧しているのは問題です。ほどほどにして業務に戻りましょう。

ウイルスに関するリスクを理解して使おう

インターネット上には、ウイルスが埋め込まれているサイトもあります。公式サイトを模倣した偽装サイトもあるため、素人目にはどのサイトがウイルスが埋め込まれているのか判断する事は難しいでしょう。

もしそうしたサイトだと知らずに接続し、会社のPCがウイルスに感染してしまったら、顧客の情報や会社の重要な情報が抜き取られる危険もあります。そうなってしまえばあなただけの責任問題ではなく、会社も責任を追及されてしまうでしょう。そうした取り返しのつかない事になってしまう危険性をよく理解した上で、インターネットを利用するか判断しましょう。

就業中のあくびの止め方ってないの?

就業中にどうしても眠気が止められずにあくびが出てしまうことってあります。就業中にあくびを止める方法があれば知りたいでしょう。

ここでは、そんな就業中のあくびの止め方を紹介していきます。

なぜあくびや眠気が起きる?

眠気が起きるのは副交感神経が活発になるためです。交感神経や副交感神経という言葉聞いた事はないでしょうか。交感神経は日中に起きている時や緊張している時に働いていますが、逆に副交感神経は休息していたり、体がリラックスしている時に働きます。

どういった時に副交感神経が活発になるのかと言いますと、お昼ご飯が終わった後やお風呂上りや眠る前などです。お昼時は特に食べた物を消化するために、胃や腸などの消化器官が活発に働くため体が疲れてしまうので、それを補うように眠気が襲ってきます。なのであくびを止めるためには、この副交感神経を働きを抑えることが一番の解決方法です。

胸式呼吸をしてみよう

腹式呼吸という言葉は聞いた事があるでしょうが、胸式呼吸はあまり聞きなれない言葉でしょう。腹式呼吸はお腹に空気を溜めて呼吸する方法で、ヨガや瞑想などで使われる呼吸法です。胸式呼吸は、主にピラティスで使われる胸に空気を溜めて呼吸する呼吸方法です。

腹式呼吸はリラックスしてしまう呼吸法なので、体がリラックスモードに切り替わる副交感神経が優位に働いてしまいます。逆に、胸式呼吸をする事で交感神経が活発に働き、頭をすっきりさせてくれます。どうしても眠気が強いときは、胸式呼吸をして頭をすっきりさせてみましょう。

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初回公開日:2018年04月18日

記載されている内容は2018年04月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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