「おみ足」の意味と使い方・漢字・類語・敬語|悪い中/手
更新日:2024年08月17日
アメリカ人は意識的に敬語表現や丁寧な表現を使わないようにしていると言われています。それはなぜなのでしょうか。
アメリカと日本では、対人関係の距離感が真逆だからです。日本では上下関係がはっきりしています。上司と部下、先輩と後輩、客と従業員などです。適度な距離を保つために敬語を使います。
しかしアメリカは「同じランクであること」あるいは「フラットな関係であること」を大切にするため、敬語を使うことで距離感ができるのを嫌います。したがって、嫌な相手にあえて敬語を使うことがあります。
日本では「馴れ馴れしいな」と思われてしまうことでも、アメリカではそれが一般的な常識です。アメリカで敬語表現を使うときは注意が必要です。
「May I」や「Could you」を文頭につけることで丁寧な言い方となりますので、ビジネスの場面ではこのような表現を使うと良いでしょう。
「おみ足」を使うと
「おみ足」は、他の言葉で言い換えられる場合にはそちらを使うケースが多い言葉です。例えば、式典当日が雨降りだった場合には、「おみ足の悪い中、お集まりいただきまして」というよりは「お足元の悪い中、お集まりいただきまして」と言うほうが一般的です。
足ではなく「おみ足」と言うことで、敬語表現となり、相手には丁寧な言い方であるという印象を与えることができます。ブライダル関係やエステなどでは「おみ足」という場面が多いでしょう。
場面や状況にあわせて適切に使っていくと好印象となりますが、それを見誤ると「くどい表現」などど逆に相手にマイナスな印象を与えてしまいます。TPOに合わせた「おみ足」の使い方をして、素敵な大人になりましょう。
初回公開日:2018年05月27日
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