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「しかり」の意味と使い方・漢字・漢文・類語・敬語|確り

更新日:2024年10月13日

「しかり」と聞いてあなたはどういう意味だと思うでしょうか。意外とうまく説明できない方は必見です。今回この記事では「しかり」の意味はもちろん、使い方も例文を用いてわかりやすく解説していきます。正しい言葉の意味を身につけましょう。

「また然り」と敬語で言いたいとき「同様です」とするといいでしょう。「地球は太陽の周りを回る。火星もまた然り」を「地球は太陽の周りを回ります。火星も同様です」とすれば、「また然り」を敬語にできます。

「然り」と「確り」の違い

「しかり」を「然り」と書くとき、「確り」と間違えてしまう人がいます。また、「然り」と「確り」を同じだと解釈していた方もいることでしょう。しかし、この二つは読み方も意味も全く異なります。

「然り」を「しかり」と読むのに対して、「確り」は「しっかり」と読みます。「確り」はひらがなで使うことの方が多いので、これを「しっかり」と読める人は少ないでしょう。また、意味は「(物体または精神)が安定している様子」や「抜かりがない様子」です。「然り」とは少しのニュアンスも一致していないことがわかります。

正しい用法で使いましょう

今回、この記事では「しかり」について解説していきました。たかが少しの知識ですが、その知識は思考の幅を広げてくれるでしょう。「しかり」だけでなく、同時に「然り」、「叱り」、「確り」などの表現もまた解説しました。ある一つのことに疑問を抱いて調べると期待以上の収穫があるでしょう。

「しかり」という言葉だけでなく、言葉は正しく使わなければその効力を最大限発揮できません。勘違いしている言葉を用いれば、その会話はトラブルのもとになりえます。ぜひこれを機に一度、自分の日々使っている言葉に興味を持って調べてみてください。

初回公開日:2018年05月25日

記載されている内容は2018年05月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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