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「ご考慮」の意味と使い方・類語・敬語|ご配慮/ご検討

初回公開日:2018年05月31日

更新日:2020年03月04日

記載されている内容は2018年05月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ご考慮やご配慮など日本人でも使い分けが難しい単語をご紹介します。ご考慮は、難しく感じることでも、しっかりと意味と使い方さえ把握すればきれいな日本語を話すことができます。謙譲語や丁寧語などを含め、間違った敬語を使わないように気をつけましょう。

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「ご考慮」の意味と使い方

日本語には相手を敬う言葉や、自分をへりくだらせる言い方などシチュエーションに応じて言葉が変化することが多々あります。ストレートすぎる言い方を避ける文化が強く、クッション言葉などを用いて相手への配慮をすることがとても多いです。

そのため、場面に応じて意味を理解することや、時と場合により使い分けることなどとても微妙なニュアンスをうまく感じ取る必要があります。その中の1つに「ご考慮」という言葉がありますが、「ご考慮」もまた丁寧語のであり相手に配慮した日本語です。ここでは「ご考慮」について詳しくご説明しますので参考にしてください。

ご考慮いただき

ご考慮という言葉もどういうふうに文章を作るかにより文章の意味が異なります。例えば「ご考慮いただき」の場合ですと、「ご」がついていることにより丁寧語であることがわかります。

「ご考慮いただき」の後にお礼をあらわす文章である「ご考慮いただきありがとうございます」や、お願いする文章である、「ご考慮下さいます様、お願いします」などと付け加え変化させて微妙に違う意味を作ることができます。

ご考慮ください

「ご考慮」とは本来、色んな要素を考えたり、思ったりすることを言います。これだけを聞くとイメージしにくいですが、要するに「ご考慮」とは色んな可能性があることを表しています。そのため、「ご考慮ください」の意味には何が起こるかをイメージしてくださいという意味になります。

何が起こるかを予想すれば、そうならないように回避することができます。使い方としては「団体行動の際は、できる限り個人での行動や、時間厳守をしていただくようにご考慮ください」などと呼びかけることで団体行動であってもスムーズに進行させることができます。

ご考慮お願いします

「ご考慮お願いします」の使い方としては、何か注意する際にも使うことができます。例えば、静かにするべき場所で騒がしくしている場合などに「お静かにしていただきますよう、ご考慮お願いします」などと使うことができます。

「ご考慮お願いします」とはっきりと申し入れを言い切ることで、してくださいというニュアンスが含まれます。そのため、意味としては静かにしてくれると助かりますと言うよりは、静かにしてくださいと注意するニュアンスになります。

ご考慮いただければ幸いです

「ご考慮いただければ幸いです」の意味は「ご考慮お願いします」と同じ意味で使うことができます。しかし、「ご考慮お願いします」よりも、さらに丁寧な言い方であり、ご考慮の敬語表現として用いることができます。

「幸いです」とつけることで、そうしてくれたら嬉しいのですが、と自分を恐縮したり、へりくだったりした言い方に変えることができます。

日本の文化は相手にこうしてほしいと言い切る言い方は相手に失礼にあたることがあるので、ご考慮に関わらず、「いただけますと幸いです」と語尾につけることはさまざまなシーンで耳にすることがあるので、とても使いやすい表現です。

ご考慮ありがとうなどの表現

配慮やお気使いいただいた時に「ご配慮いただきありがとうございます」と言うのと同じで、ご考慮の場合であっても「ご考慮いただきありがとうございます」とお礼を言います。使い方としては「ご考慮お願いします」と注意した際にお礼として言う場合もあります。

その他にも、ご考慮いただく前提でお願いをせずに「ご考慮いただきありがとうございます」とご考慮いただく前に言い伝えることもあります。また、ご考慮いただくようにお願いしていない場合でも、自らご考慮いただいた場合にも「ご考慮いただきありがとうございます」とお礼として使うこともできます。

「ご考慮」と似た言葉との違い

日本語には似たようなシチュエーションで使える言葉が多く、勘違いして使ってしまっていることも多々あります。間違って使わないようにニュアンスや意味の違いをきちんと把握しておくべきです。ご考慮と似ている言葉で、特に間違いやすい言葉をピックアップしますので、間違いのないようにきちんと使い分けましょう。

どの言葉も普段からよくでてくる言葉であり、これらの言葉をきちんと把握しているとコミュニケーション上手になること間違いなしです。

ご配慮

ご考慮と似た意味で使われる「ご配慮」ですが、使い方もご考慮とほぼ同じです。どちらの言葉を使っても間違いではないケースが多いのですが、ニュアンスとしてはご配慮の方がより気使いの度合いが強いと言えます。

例えば、満員電車の中で、妊婦や子ども連れやお年寄りの方が立っている場合には、できる限りお席を譲ってあげるようにご配慮することが望ましいです。この場合、ご考慮という言葉を使った場合、でも相手にお席を譲ってあげるという行動に変わりはありません。しかし、ご配慮の方が、できれば譲ってあげてほしいという思いが強く感じ取れます。

ご検討など

ご検討はご考慮とは意味が大きく異なります。ご検討は相手に対して、「いかがなさいますか」と投げかけるのに近い意味を持っています。ビジネスの場面で使うことがとても多いフレーズですが、お客さんに見積もりを出した際に、「ご検討下さいます様、お願い申し上げます」と最後に付け加えることが一般的です。

また、見積もりをいただいた際にも「検討します」と答えることが多く、一旦考えさせてほしいという意味が込められています。持ち帰り考えるなどの意味があるので、ご考慮とは違う意味であり使い方も異なることがわかります。

ご謙遜

ご謙遜とは自分のことをへりくだって言ったり、控え目な態度のことを表します。例えば本来の実力よりも下に自分のことを紹介したときなど、「謙遜なさる」という言い方をすることがあります。

ご謙遜とは、自分の立場や相手の立場を考えて事実よりも自分を抑え目に表した言葉です。これは日本の文化ならではの表現であり、相手への気使いという面ではご考慮と同じですが、意味や使い方は異なります。

ご確認

ご確認とは確認するということの丁寧な言い方です。確認するという言葉もありとあらゆるシチュエーションで使えます。ご考慮とは、また違う言葉ですので意味も使い方も異なります。ご考慮くださいとご確認くださいでは違う意味になります。

ご参考

参考にするという言葉の意味は、見本や手本にするという意味があります。「ご参考にしていただけましたら幸いです」というフレーズはよく耳にしますが、意味としては「もし宜しければこのようなこともあります」や「他に方法がなければ使ってみてください」などという意味が込められています。

参考書という単語があるように、方法の1つという意味合いで用いられます。そのため、ご考慮とは別の意味があります。

「ご考慮」の類語

ご考慮という言葉と似ている単語ではなく、意味が似ているご考慮の類語をご紹介します。ご考慮とはかしこまった言い方ですので、もう少しくだけた言い方や、わかりやすい言い方、あいまいな言い方などを含め、ご考慮の言い回しをする際にもとても便利な言葉があります。

同じ意味を伝える場合でも、かしこまった場所やそうでないケースなど状況に応じて使い分けることができます。

ご配慮

ご考慮とニアリーイコールの意味を持つ言葉である「ご配慮」は、使えるシチュエーションがほとんど同じです。誰に対して使うかというところがポイントであり、年配の人や上司や先輩に対して使う際に、ご配慮の方を使います。

後輩に対してご配慮願いますと使ってはいけないわけではないですが、違和感を抱く人がほとんどです。丁寧にすべきところとそうでないところで言葉はきちんと使い分けが必要です。

お気づかい

ご考慮を言い換える際に1番カジュアルな言い方が「お気使い」です。どこかに訪問した際に、お茶やお菓子などをすすめられた際に、「お気使いありがとうございます」と答えます。

または「お気をつかわないでください」と自分をへりくだって謙遜するシーンも多々あります。ご考慮は、そもそも気を使うことができなければ成り立たない行為であるため、とても近しい意味を持つ言葉といえます。

お心づかい

お心づかいとは、相手の立場に立って相手への思いやりを持った行動をすることを指します。ご考慮と同じく、周囲の状況を読み取り相手に計らいをみせるという点では同じです。しかし、1点付け加えるとすると、「お心づかい」はこの中でも1番精神的、感情的な意向が強く、思いやりの心意気がほとんどです。

例えばエントランス付近で見かける、後ろの人にドアを開けておいてあげる光景は常識にも近い一般的な行動なのでお気使いとすると、お心使いはもっと気を配らせていないと気付かないほどの優しさが見られます。

「ご考慮」の敬語

ご考慮という言葉は既に敬いを表す言葉ですが、ご考慮を敬語にしたい場合には、疑問系にすることで敬語になります。「ご考慮いただけますよう、お願いできますか」や、「ご考慮くださいますと幸いです」などと言い換えることができます。「ご考慮いただけますでしょうか」と問いかけるだけで敬語表現にできるのでうまく活用しましょう。

「ご考慮」の英語表現

日本語には謙譲語や丁寧語などたくさんの敬語表現がありますが、他言語には敬語表現がないケースが多いです。日本でよく使われる英語も、敬語表現がない言語の1つです。

英語を母国語とする国はたくさんありますが、配慮や考慮は日本に比べるととても薄く、カルチャーショックを受けることも多々あります。そんな英語での「ご考慮」についてご紹介しますので、英語を勉強中の方にもぜひともご参考してください。

Your consideration

英語でご考慮と伝える際には、「 Your consideration」という言葉を使うことが多いです。また、「thank you for your consideration」は「ご検討いただきありがとうございます」や「ご検討のほど、よろしくお願いします」と訳すことができます。

英語に丁寧語や謙譲語がないため、相手と自分の立場を見極めて、訳し方は「ご検討いただけますと幸いです」などと言い換えることもできます。また、ご考慮の他に、「ご参考まで」という場合の英語は「For your reference」といいます。

「ご考慮」について参考にしていただけましたか

ご考慮についてのご紹介はいかがでしたか。日本語では注意を呼びかける際には、ダイレクトな表現は失礼にあたることが多く、言い回しのを工夫する表現がとても多いです。

また、相手の親切を感じ取った際には「ありがとう」とお礼だけをするのではなく、自分を謙遜する言い方で感謝の気持ちを表すことが多々あります。どのフレーズを使うかは、言葉の使い方に慣れていくことが大事なので、先輩や周囲の人の言い回しを参考にしてコミュニケーション力をあげていきましょう。

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