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「どうぞよろしくお願いいたします」の意味と使い方・敬語

初回公開日:2018年06月21日

更新日:2020年02月21日

記載されている内容は2018年06月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

日常、ビジネス、就活などでよく使われる「どうぞよろしくお願いいたします」の正しい使い方を知っていますか。なんとなく皆が使っているからと、最後の締めの定形として使っていませんか。今回はケース別に「よろしくお願いいたします」の正しい使い方を紹介します。

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「どうぞよろしくお願いいたします」の意味と使い方

「どうぞよろしくお願いいたします」は、普段から日常、ビジネスシーンなどさまざまな場面で使用することの多い一文です。

よく使う一文なだけに、意味はあっているのか、使い方が正しいか気になるところではあります。ここでは「よろしくお願いいたします」の使い方を紹介します。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします

「今後ともどうぞよろしくお願いいたします」は結びの文として使いやすいフレーズです。「今後とも」を使用することで、前向きな明るい未来への関係への期待を示すことができます。

「今後とも」と「何卒」をセットに使用すると?

「今後ともどうぞよろしくお願いいたします」も丁寧な言い方ですが、「今後とも何卒ご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします」のように「今後とも」に「何卒」をセットすると、より丁寧な印象にすることができます。

「今後とも」が失礼になる?

「今後とも」の使用を避けたほうが良い場面は2つあります。1つ目は謝罪やトラブル対応のメールの場合です。反省や謝罪の気持ちをメールで伝えなければいけないのに、「今後ともどうぞよろしくお願いいたします」と送ってしまうと、相手からはトラブルに対しての謝罪の気持ちがない、この件に関して甚大に受け止めていない印象を与えてしまう場合があります。

トラブルの場合は、同じように「今後」を使用するにしても「今後このようなことを繰り返さぬようにいたします」などを結びに使用したほうが相手に与える印象はいいです。

2つ目は相手との取引が一回限りの場合です。「今後ともどうぞよろしくお願いいたします」を使用してしまうと、いかにも定型的な印象を与えてしまいますので、別の表現で書いたほうがいいでしょう。

「どうぞよろしくお願いいたします」の敬語

「どうぞよろしくお願いします」は元々敬語です。通常の場合は「どうぞよろしくお願いいたします」を使い、より丁寧な言い方をする場合は、「何卒よろしくお願いいたします」を使います。こちらは社内の上司やお客様、取引先の担当者などに締めの言葉として使うことのできる言葉です。

「どうぞ」と「何卒」の違いは?

「どうぞ」は丁重に頼んだり、心から願っている気持ちを表す言葉です。「どうぞよろしくお願いいたします」を使うと、丁重に頼む気持ちを表します。

「何卒」は、相手により強く願う気持ちを表す言葉であり、「どうぞ」の改まった言い方です。「何卒よろしくお願いいたします」を使うのは、相手に対して心からお願いしたい場合や少し無理を承知でお願いする場合です。「何卒」を使うことにより誠意を表します。

「どうぞよろしくお願いいたします」をメールでは?

「どうぞよろしくお願いいたします」はビジネスメールの結びの挨拶の鉄板の挨拶です。ただ、よく目にする機会も多いので毎回同じ結びの挨拶だと相手に定型的な印象を与えてしまいます。そうならないためにも、バリエーションは必要です。

ここでは状況別の例文を紹介します。ビジネスメールでマンネリ気味な方は参考にしてください。

引き続きの協力を願う挨拶は?

感謝の気持ちを込めてお礼のメールを送るときに使うフレーズを紹介します。

1.今後ともご協力くださいますようお願い申し上げます。

2.今後とも変わらぬお力添えをいただきますようどうぞよろしくお願いいたします。

3.今後とも末長いご支援をいただきますようお願いいたします。

より丁寧な表現で伝える場合は?

「今後ともどうぞよろしくお願いいたします」をより丁寧な表現で伝える場合は「切に」「伏して」「何卒」を使うのをおすすめします。

それぞれの例文を紹介します。

「切に」を使う場合は?

・今後ともよろしくご協力のほど、切にお願い申し上げます。

・今後とも一層のご厚情を承りたく、切にお願い申し上げます。

・今後とも末長いお引き立てを賜りますよう、切にお願い申し上げます。

「伏して」を使う場合は?

・今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、伏してお願い申し上げます。

・今後ともご支援のほど、伏してお願い申し上げます。

・今後とも末長いご高配を賜りたく、伏してお願い申し上げます。

「何卒」を使う場合は?

・今後とも変わらぬご支援をくださいますよう何卒よろしくお願いいたします。

・今後とも末長いお引き立てを賜りますよう何卒お願いいたします。

・今後とも一層のご愛顧を賜りたく、何卒お願いいたします。

「どうぞよろしくお願いいたします」が失礼になる例

日常的によく使われる「そうぞよろしくお願いいたします」ですが、実は失礼になってしまう場合があります。

それは、「どうぞよろしくお願い致します」です。パソコンや携帯の変換で、「致します」に漢字変換されてしまうためそのまま使ってしまいがちですが、「致します」と漢字にするか「いたします」とひらがなで記載するかで意味合いが変わってしまうので注意が必要です。

「致します」は動詞の用法で、「いたします」は「する」の謙譲語、丁寧語の用法になるので、「よろしくお願い致します」ではなく、「よろしくお願いいたします」が正しい用法になります。

「どうぞよろしくお願いいたします」就活での使い方

なにかと使える「どうぞよろしくお願いいたします」ですが、就活の場合はどのような使い方をすればいいのでしょうか。就活が上手くいくように、正しい使い方、使い所をマスターしましょう。

志望動機

志望動機の欄に、締めの言葉として「どうぞよろしくお願いいたします」と書く方が多いです。間違った表現ではないですが、「どうぞよろしくお願いいたします」を書くとしたら、送付状に記載するのがベストです。

志望動機の欄は、「どうぞよろしくお願いいたします」で埋めるより、自己アピールの欄ですので、アピールをたくさん書いたほうがいいです。

メール

就活でのメールで「どうぞよろしくお願いいたします」はビジネス同様によく使います。言い回しをかえて使う場合も多いので、ケース別に例文を紹介します。

企業へはじめてメールを送る場合は?

・はじめまして。AB大学のEEと申します。突然のメールで失礼いたします。現在、◯◯年新卒入社に向けて、就職活動をしております。御社の求人情報を◯◯で拝見し、ぜひ△△に応募したくご連絡差しあげました。

応募書類は郵送でよろしいでしょうか。お忙しいところ申し訳ございませんが、ご検討の程、何卒よろしくお願いいたします。

面接への参加・不参加の返信は?

参加の場合の例文はこちらです。

・この度は面接の日程のご連絡をいただきまして、ありがとうございます。◎月△日◯曜日☆時〜にお伺いさせていただきます。当日は何卒よろしくお願いいたします。

不参加の場合の例文はこちらです。

・この度は面接の日程のご連絡をいただき、お礼申し上げます。大変残念ながら今回は一身上の都合により選考を辞退させていただくことになりました。貴重なお時間をいただいたにもかかわらず、このような結果となり申し訳なく存じます。これからも機会がありましたらどうぞよろしくお願いいたします。

面接

面接での最後の締めの言葉として、「どうぞよろしくお願いします」を使いましょう。ただし、そのままではなく「何卒よろしくお願いします」に変えて使う方がいいです。

最後の一言で、就労意欲をしっかり、はっきり伝えましょう。

年賀状で「どうぞよろしくお願いいたします」使い方

年賀状でもよく使われる「どうぞよろしくお願いいたします」には、どのような使い方があるのでしょうか。誰にでも使えるものからビジネスなどで、使い方が変わってきます。よく使われる例文を相手別にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

誰にでも使える一般向け

・皆様のご健康とご多幸を心からお祈りいたします 本年もどうぞよろしくお願いいたします

・昨年中はいろいろとお世話になり心よりお礼申し上げます 今年もどうぞよろしくお願いいたします

・本年もどうぞよろしくお願いいたします

友人向け

友人へは「お願いいたします」だと丁寧になりすぎてしまうし,かたい印象になってしまうので「お願いします」を使う場合が多いです。例文は以下の通りです。

・忙しくてなかなか会えなかったけど元気にしていますか 身体に気をつけてお互い頑張りましょう 今年もよろしくお願いします

・あなたにとって素敵な一年になりますように 今年もよろしくお願いします

転居向け

転居は一般的な転居を報告するものと、転勤などによる転居を報告するものがあります。まずは一般的なものを紹介します。

・謹んで新年のご祝辞を申し上げます 今年は新居で新年を迎えることになりました お近くに起こしの際はぜひお立ち寄りください 本年もどうぞよろしくお願いいたします

転勤などによる引っ越しの場合、ビジネス相手にはあいさつ状を出しましょう。あいさつ状を出しそびれてしまった場合は年賀状で報告してもいいですが、なるべくあいさつ状を出しましょう。年賀状で出す場合の例文を紹介します。

・明けましておめでとうございます このたび転勤を機に下記住所に住まいを移しました 今後とも変わらぬお付き合いをいただきますよう 何卒よろしくお願いいたします

・新春のお慶びを申し上げます このたび転勤のため転居いたしましたのでお知らせいたします
本年もよろしくお願いいたします

結婚向け

結婚式に出席した人(結婚報告をしている人)と、結婚式に参加していない人(結婚報告をしていない人)とでは、「どうぞよろしくお願いいたします」の使い方も少し違ってきます。まずは結婚式に出席した人向けの例文を紹介します。

・先日は私たちの結婚式にご出席していただきありがとうございました 皆様のあたたかい祝福をいつまでも忘れずに ふたりで楽しい家庭を築いていきたいと思います 今後ともどうぞよろしくお願いいたします

次に、結婚式に参加していない人向けの例文を紹介します。

・謹賀新年 ご無沙汰しております ご報告が遅れましたが、私共は昨夏結婚いたしました 二人で力を合わせ、明るい家庭を築いていこうと思います どうぞ末永いご交誼をよろしくお願い申し上げます

「どうぞよろしくお願いいたします」に対する返事

「どうぞよろしくお願いいたします」に対しての返事で、シンプルに「こちらこそどうぞよろしくお願いいたします」でいいのかと迷ったことはありませんか。

返事としては「こちらこそ」をつけるのも正解です。

また目上の方に対して使う場合は、「こちらこそどうぞよろしくお願いいたします」の前に「ありがとうございます」など相手に対して感謝の気持ちや嬉しい気持ちを伝えたり、「とんでもないことでございます」と謙遜してから「こちらこそどうぞよろしくお願いいたします」を使うと、より丁寧に相手に対しての気持ちが伝わります。

「どうぞよろしくお願いいたします」正しく使おう

今回はさまざまな「よろしくお願いいたします」の使い方を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。普段何気なく、定形として使いがちな「どうぞよろしくお願いいたします」は、正しく使うことで、効果を発揮し、相手からの印象も変わってきます。ケースバイケースで臨機応変に「どうぞよろしくお願いいたします」の表現を変え、正しく使いましょう。

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