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「どうぞよろしくお願いいたします」の意味と使い方・敬語

更新日:2024年07月06日

日常、ビジネス、就活などでよく使われる「どうぞよろしくお願いいたします」の正しい使い方を知っていますか。なんとなく皆が使っているからと、最後の締めの定形として使っていませんか。今回はケース別に「よろしくお願いいたします」の正しい使い方を紹介します。

・はじめまして。AB大学のEEと申します。突然のメールで失礼いたします。現在、◯◯年新卒入社に向けて、就職活動をしております。御社の求人情報を◯◯で拝見し、ぜひ△△に応募したくご連絡差しあげました。

応募書類は郵送でよろしいでしょうか。お忙しいところ申し訳ございませんが、ご検討の程、何卒よろしくお願いいたします。

面接への参加・不参加の返信は?

参加の場合の例文はこちらです。

・この度は面接の日程のご連絡をいただきまして、ありがとうございます。◎月△日◯曜日☆時〜にお伺いさせていただきます。当日は何卒よろしくお願いいたします。

不参加の場合の例文はこちらです。

・この度は面接の日程のご連絡をいただき、お礼申し上げます。大変残念ながら今回は一身上の都合により選考を辞退させていただくことになりました。貴重なお時間をいただいたにもかかわらず、このような結果となり申し訳なく存じます。これからも機会がありましたらどうぞよろしくお願いいたします。

面接

面接での最後の締めの言葉として、「どうぞよろしくお願いします」を使いましょう。ただし、そのままではなく「何卒よろしくお願いします」に変えて使う方がいいです。

最後の一言で、就労意欲をしっかり、はっきり伝えましょう。

年賀状で「どうぞよろしくお願いいたします」使い方

年賀状でもよく使われる「どうぞよろしくお願いいたします」には、どのような使い方があるのでしょうか。誰にでも使えるものからビジネスなどで、使い方が変わってきます。よく使われる例文を相手別にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

誰にでも使える一般向け

・皆様のご健康とご多幸を心からお祈りいたします 本年もどうぞよろしくお願いいたします

・昨年中はいろいろとお世話になり心よりお礼申し上げます 今年もどうぞよろしくお願いいたします

・本年もどうぞよろしくお願いいたします

友人向け

友人へは「お願いいたします」だと丁寧になりすぎてしまうし,かたい印象になってしまうので「お願いします」を使う場合が多いです。例文は以下の通りです。

・忙しくてなかなか会えなかったけど元気にしていますか 身体に気をつけてお互い頑張りましょう 今年もよろしくお願いします

・あなたにとって素敵な一年になりますように 今年もよろしくお願いします

転居向け

転居は一般的な転居を報告するものと、転勤などによる転居を報告するものがあります。まずは一般的なものを紹介します。

・謹んで新年のご祝辞を申し上げます 今年は新居で新年を迎えることになりました お近くに起こしの際はぜひお立ち寄りください 本年もどうぞよろしくお願いいたします

転勤などによる引っ越しの場合、ビジネス相手にはあいさつ状を出しましょう。あいさつ状を出しそびれてしまった場合は年賀状で報告してもいいですが、なるべくあいさつ状を出しましょう。年賀状で出す場合の例文を紹介します。

・明けましておめでとうございます このたび転勤を機に下記住所に住まいを移しました 今後とも変わらぬお付き合いをいただきますよう 何卒よろしくお願いいたします

・新春のお慶びを申し上げます このたび転勤のため転居いたしましたのでお知らせいたします
本年もよろしくお願いいたします

結婚向け

結婚式に出席した人(結婚報告をしている人)と、結婚式に参加していない人(結婚報告をしていない人)とでは、「どうぞよろしくお願いいたします」の使い方も少し違ってきます。まずは結婚式に出席した人向けの例文を紹介します。

・先日は私たちの結婚式にご出席していただきありがとうございました 皆様のあたたかい祝福をいつまでも忘れずに ふたりで楽しい家庭を築いていきたいと思います 今後ともどうぞよろしくお願いいたします

次に、結婚式に参加していない人向けの例文を紹介します。

・謹賀新年 ご無沙汰しております ご報告が遅れましたが、私共は昨夏結婚いたしました 二人で力を合わせ、明るい家庭を築いていこうと思います どうぞ末永いご交誼をよろしくお願い申し上げます

「どうぞよろしくお願いいたします」に対する返事

「どうぞよろしくお願いいたします」に対しての返事で、シンプルに「こちらこそどうぞよろしくお願いいたします」でいいのかと迷ったことはありませんか。

返事としては「こちらこそ」をつけるのも正解です。

また目上の方に対して使う場合は、「こちらこそどうぞよろしくお願いいたします」の前に「ありがとうございます」など相手に対して感謝の気持ちや嬉しい気持ちを伝えたり、「とんでもないことでございます」と謙遜してから「こちらこそどうぞよろしくお願いいたします」を使うと、より丁寧に相手に対しての気持ちが伝わります。

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初回公開日:2018年06月21日

記載されている内容は2018年06月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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