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「すみません」の敬語表現の例文紹介|呼びかけ・ごめんなさいの場合

初回公開日:2017年07月21日

更新日:2020年08月14日

記載されている内容は2017年07月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「すみません」を日常生活で使う方も多いのではないでしょうか。しかし、すみませんは敬語の観点からすれば不適切な言い方にあたります。この記事では、すみませんの敬語表現について例文を交えて解説しています。敬語表現について学びたい方はぜひ読んでみてください。

「すみません」の敬語表現を学ぼう!

「すみません」の敬語表現の例文紹介|呼びかけ・ごめんなさいの場合
※画像はイメージです

社会に出て人と接する上で欠かせないのが敬語表現です。例えば、仕事で何かミスをした際にはまず何と言うべきでしょうか。ついいつもの癖で「すみません」と言ってしまう人は注意が必要です。「すみません」も謝罪を示す言葉ではありますが、敬語としては不十分な表現にあたるためです。

誤った言葉を使ってしまうと、当人にそのつもりがなくとも相手からは誠意がないと思われたり、マナーがなっていないと評価が下がったりするおそれがあります。家族や同僚といった近しい間柄の相手であれば「すみません」でも十分ですが、目上の人間と接する際にはより敬意を示した表現を選ぶことが重要です。

正しい敬語表現を身につけることは一人前として見られるための第一歩です。今回は使う機会も多い「すみません」の敬語表現について解説していきます。

そもそも「すみません」とは?

「すみません」の敬語表現の例文紹介|呼びかけ・ごめんなさいの場合
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「すみません」の語源は「済む」です。「済む」の否定形である「済まぬ」をより丁寧にした表現が「すみません」になります。「気が済まない」のように、このままでは収まりがつかないという思いを表明することで、相手に対する謝罪や感謝の念を伝える言い方になります。こうした由来から「すみません」にも謝る意味合いはありますが、敬語としては少し軽い表現にとどまります。

なお、同じような言葉として「すいません」を使う人もいますが、これは改めた方が良いでしょう。「すいません」は話し言葉としての「すみません」が変形して生まれた言葉とされています。しかし、先に述べた通り「すみません」は「済まぬ」から来ており、「すいません」では意味が通りません。「すいません」も砕けた話し言葉としては受け入れられていますが、文面で書く際には不適切な表現であることは念頭に置いておくべきです。

「すみません」の敬語表現とは?

「すみません」の敬語表現の例文紹介|呼びかけ・ごめんなさいの場合
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「すみません」の敬語表現には「恐れ入ります」と「申し訳ございません」があります。似た意味を持つ二つの言葉ですが、用途によって使うべき言葉も変わってくるため注意が必要です。

現代において「すみません」は大きく分けると主に「感謝」と「呼びかけやお願い」、そして「謝罪」の3種類の意味で使われています。英語で言い表すならそれぞれ「Thank you」、「Excuse me」、そして「I'm sorry」が近い表現になり、意味が違えば当然使う場面も変わってきます。それぞれの場合の「すみません」について、その敬語表現を確認していきます。

感謝の「すみません」

席を譲ってもらった際などに使う「すみません」は感謝の言葉です。こうした感謝の敬語表現としては「恐れ入ります」を使います。自分を下げることで相手を立てて、その相手からしてもらった行為に対して感謝を伝える敬語表現になります。「勿体無いお言葉です」と似た意味合いの表現になります。

「恐れ入ります」は「恐縮です」といった言葉のように自分を下げる謙虚な意味合いを持ちます。日本社会において謙虚さも美徳ですが、時には「ありがとうございます」と素直に感謝の気持ちを伝えた方が喜ばれる場合もあります。畏まった場では「恐れ入ります」を使う方が無難ですが、ある程度親密な間柄であれば「ありがとうございます」と返しても大丈夫です。

呼びかけの「すみません」

物を頼むために相手の注意を引く際に「すみません」と声をかけることがあります。こうした呼びかけの際にも「恐れ入ります」、あるいは「恐れ入りますが」を使います。「恐れ入りますが」は相手に頼み事をしたり迷惑をかけたりする事柄について悪いと思っている気持ちを示す敬語表現です。

頼み事をする際に、前置きもなく「〇〇をしていただけますか」と言うと、相手に不快感を与えるおそれがあります。そこで「恐れ入りますが」と一言付け加えることで、後に続く言葉を和らげる緩衝材の役割を果たします。「恐れ入りますが」は相手を敬うだけでなく、配慮の意味も含んだ言葉でもあるため覚えておくと非常に重宝します。

謝罪の「すみません」

冒頭の例のように何か失敗をしてしまい、相手に謝罪をする際の「すみません」を敬語表現に置き換えると「申し訳ありません」になります。「申し訳ありません」は自分の非を認め、相手に謝罪の気持ちを伝える敬語表現です。相手に失礼を働いたり、迷惑をかけたりした場合に使います。

「申し訳ありません」は丁寧な謝罪を表す言葉ですが、さらに謝罪の念を示したいのであれば「深くお詫び申し上げます」などの言い方もあります。

「すみません」メールの例文集

「すみません」の敬語表現である「恐れ入ります」と「申し訳ありません」について説明してきました。これらの言葉をどのように使うか、メールの例文として示していきます。

なお、感謝を表す「恐れ入ります」は、口頭では使いますがメールで使うことは滅多にありません。メールで感謝の気持ちを伝えたい場合は「厚く御礼申し上げます」などの表現を使うと良いでしょう。

呼びかけるメールの例文集

「恐れ入りますが、添付ファイルの内容をご確認いただけますでしょうか」
「恐れ入りますが、会場までご足労くださいますようお願い申し上げます」
「確認して折り返しご連絡差し上げますので、大変恐れ入りますが今しばらくお待ちください」

謝罪するメールの例文集

「この度はご連絡が遅くなり申し訳ありません」
「先日はご迷惑をおかけしてしまい誠に申し訳ありませんでした。今後はこのようなことがないよう十分に注意してまいります」
「申し訳ありませんが、ただいま担当者が長期の不在となっております」

「恐れ入ります」の使い方には要注意!

「恐れ入ります」は相手の行動に対して使う言葉です。そのため、自分がしようとしている行動に対する緩衝言葉として「恐れ入ります」を使うのは間違いになるため注意が必要です。

例えば、「恐れ入りますが、会議を中座してもよろしいでしょうか?」といった言い方は自分の行動について述べているため不適切になります。自分の行動に対して前置きをしたい場合は、「申し訳ありませんが」を使った方が良いでしょう。

「申し訳ございません」は誤用?

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