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「すみません」に代わる敬語は?「すいません」との違いや英語表現も

更新日:2024年09月28日

「すみません」を日常生活で使う方も多いのではないでしょうか。しかし、「すみません」は敬語の観点からすれば不適切な言い方にあたります。この記事では、「すみません」の敬語表現について例文を交えて解説しています。敬語表現について学びたい方はぜひ読んでみてください。

謝罪の意味の場合「この度はご連絡が遅くなり申し訳ありません」「先日はご迷惑をおかけしてしまい誠に申し訳ありませんでした」「申し訳ありませんが、ただいま担当者が長期の不在となっております」といった使用になります。

感謝の意味の場合

感謝を表す「すみません」に代わる言葉には「恐れ入ります」があります。こちらは口頭では使いますがメールで使うことは滅多にありません。メールで感謝の気持ちを伝えたい場合は「厚く御礼申し上げます」などの表現を使うと良いでしょう。

又、「鞄を持っていただき、ありがとうございます」といったように「ありがとうございます」を用いることで「すみません」に代わる感謝の意を表すことができます。

依頼の意味の場合

依頼の意味としては、相手に業務をお願いすることに謝罪の意味もあるため「恐れ入りますが、」の言葉に置き換わります。

「恐れ入りますが、添付ファイルの内容をご確認いただけますでしょうか」「確認して折り返しご連絡差し上げますので、大変恐れ入りますが今しばらくお待ちください」といった表現になります。

「すみません」の英語表現

日本語の「すみません」は前述したとおり、とても便利で多種多様な場面で用いることができます。

対して英語で「すみません」を表わそうとすると、それぞれのシチュエーションに合わせて違う英語を用いることになります。

謝罪したいとき

約束の時間に遅れた時に使用する謝罪の「すみません」は、英語では「I'm sorry」が適しています。より直接的に謝罪したい時は、「My apologies for ~」という文面を用いて「~についてすみません」とします。

感謝したいとき

荷物をもってもらった時などに感謝の意を表す「すみません」の場合、「ありがとう」の意味となり英語表現では「Thank you」で表すことができます。

依頼したいとき

両手がふさがっているためにドアを開けられず、近くの人に「すみません、そのドアを開けていただけますか?」といった依頼をする時、一般的には「Excuse me」「Can you (do)~」 を用います。

思わず「申し訳ありませんが」という意味で「I'm sorry」と伝えてしまいそうですが、軽い依頼の時は使用しないようにしましょう。

「すみません」に代わる敬語表現を知って適切に使い分けよう

今回は「すみません」の敬語表現である「恐れ入ります」と「申し訳ありません」を紹介しました。敬語に慣れない時は使うのが難しかったり、誤った使い方をしてしまったりするものです。

しかし、そもそも敬語とはその名前の通り「私はあなたを敬っています」という気持ちを言葉として相手に伝えるための手段です。状況に合わせて正しく敬語を使うことができれば「この人はちゃんとしているようだな」と好感を抱いてもらえるチャンスに変わります。

慣れてしまえばすっと口から出てくるようになりますから、日頃から練習して身につけることができます。社会人として敬語を身につけて好感度アップをはかってみましょう。

初回公開日:2017年07月21日

記載されている内容は2017年07月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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