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「是非参加させていただきます」の敬語表現|例文・就活時の注意

更新日:2024年06月10日

敬語の基本をおさえて、相手に好印象を与えましょう。今回は「是非参加させていただきます」の意味と使い方、例文などをお伝えしていきます。また、「是非参加させていただきます」を使う際に気をつけることなども一緒にご紹介しています。

是非参加させていただきますを正しく使おう

あなたは正しい敬語を使えていますか?電話やメール、手紙や案内文などいつも誰かに敬語で伝える場面は多いです。

敬語を正しく使える人は、相手に賢くてスマートな印象を与えます。人間関係が上手くいく理由には敬語の存在も大きいでしょう。

特にビジネスではその人が勤める会社の評価にもつながります。相手を敬う人は、とても良い好感が持たれます。

まずは敬語の基本についておさらいし、今回ご紹介する「是非参加させていただきます」の意味と使い方、例文などをお伝えしていきます。また、「是非参加させていただきます」を使う際に気をつけることなどもご紹介しています。

敬語について

いつかはきちんと敬語を身につけたいという人もいるでしょう。敬語は簡単なようで難しいものですが、正しく敬語を使うことは基本のマナーです。ぜひ敬語をマスターして、ビジネスや日常で正しく敬語を使いましょう。

まずは敬語について理解を深めます。敬語は相手の状況や立場などを想像して使う素晴らしい言葉です。苦手意識を感じる必要はありません。日常でも無意識に使われている敬語もあります。

敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」と3つあり、ニュアンスが異なります。大まかにでもルールを覚えましょう。

尊敬語

尊敬語は、目上の人に対して、話す方が敬意を表す時に使います。会社であれば、上司や管理職、社長など身分の高い人に使います。

例えば「する」→される、なさる、「言う」→言われる、おっしゃるというふうになります。

他にも、「社長が来た」ではなく、「社長がお見えになりました」「社長がおいでになります」と表現します。これらは「来る」の尊敬語です。

謙譲語

謙譲語も話し手が聞き手に敬意を表す時に使います。他と違うところはへりくだって物を言う時に使われるというところです。つまり、話をする側の立場や存在を初めから低くして使うということです。自分の場合にだけ使い、相手や目上の人の行動には直接使うことができない表現です。

例えば、先ほどの「する」→いたす、「言う」→申し上げる、申すになります。
「社長が申しました」と使うことはありません。「私が社長に申しました」と使うのです。

また、取引先を訪問する場合などにもよく使います。「10時に行きます」ではなく「10時に参ります」、「10時に伺います」と使います。これらは「行く」の謙譲語です。

「よろしくお願いいたします」、「お見舞い申し上げます」なども謙譲語なのです。あなたの日常でも何気なく使っていませんか?

これからご紹介する「是非参加させていただきます」と言う表現は謙譲語に似た、自分の地位を下げ、へりくだっていう表現なので、ぜひ注目してください。

丁寧語

「親しき仲にも礼儀あり」というように、丁寧語は言い回しを丁寧にしたり、上品にしたりして、話し相手や文章を送る相手への敬意を表したものです。

簡単に敬意を表すことができ、先輩や同僚、年上の知人や身近な人など、普段から接している人でも丁寧語を使えば、印象がぐっとよくなります。

「です」「ます」「ございます」が基本で、親しみやすい敬語です。3つの中で一番わかりやすく、よく使われている敬語でしょう。尊敬語、謙譲語は、この丁寧語と組み合わせて使われます。

ワンランク上の丁寧語を使うとすれば「ございます」を選んでください。「です」「ます」よりも丁寧さの度合いが高いので、謙譲語を使う場面で一緒に使うと良いでしょう。

また、丁寧語は様々な内容を述べるのにとても便利です。
先ほどからの例で言えば「する」→します、「言う」→言いますになります。

是非参加させていただきますの敬語表現

それでは数ある敬語の中から「是非参加させていただきます」についてご紹介します。言葉遣いはちょっとしたことでも悪い印象を持たれてしまいますので、曖昧にせず意識して使いましょう。

言葉の使い方が苦手な人は、しっかりと学ぶ必要があります。何度も言うようですが、敬語を使うことは最低限のマナーであり、お互いの心のゆとりにまでつながるのです。

特に電話には注意してください。意外と相手に自分の言葉のつたなさがばれてしまうものです。なぜなら、表情やジェスチャー、視線など情報を伝える手段が言葉と声しかないということです。つまり、自分の言葉のレベルが気づかないところでよく伝わってしまいます。

是非参加させていただきますの意味

「是非参加させていただきます」というのは、おわかりの通り「参加する」という意思を表した言葉で、参加するかどうかわからない時には使えない表現です。

また、参加できるという返事だけでなく、「是非」を加えることで参加できる感謝を伝えています。つまり、「是非参加させていただきます」という表現は相手の承諾のもと、参加が決まったことに対する感謝と自分の強い意思を伝えた印象の良い言葉だということです。

使うときの注意点

もう少し詳しくご紹介すると、「是非参加させていただきます」という表現の「させていただく」は「させてもらう」の意味を持っています。

本来、「是非参加させていただきます」というのは「他者の許可や理解を得たかどうか」、「そこから恵みを受けるのかどうか」という二点が成立してのみ使う敬意表現なのです。

だから、クライアントや相手が頼んでいない状況で「是非参加させていただきます」と言うと、強引で不躾な印象を与えますので、気をつけましょう。

また、「是非参加させていただきます」は謙譲語のように、自分の立場を低めた言い方なので、他の謙譲語と組み合わせて使うとかえってくどい印象を与えます。

是非参加させていただきますの使い方と例文

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初回公開日:2017年08月13日

記載されている内容は2017年08月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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