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間違いも多い「都合が悪い」の敬語表現(使い方と例文)

初回公開日:2017年07月27日

更新日:2020年05月22日

記載されている内容は2017年07月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

相手に対し「都合が悪い」かと尋ねる時やこちら側の「都合が悪い」時にお断りをする際、どんな表現をすれば不快感を与えずに伝えることが出来るのか。間違も多い「都合が悪い」を分かりやすく例文を使用して表現しました。ビジネスシーンに是非活用して下さい。

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間違えも多い「都合が悪い」の敬語表現・使い方と例文

「都合が悪いかどうか」と尋ねる時や「都合が悪いので」とお断りを入れる際、どんなふうに伝えれば良いのか、間違った使い方をしていないかと不安になってしまうこともあるかと思います。
「都合が悪い」を敬語での表現の仕方と使い方と例文を取り上げてみますので、ビジネスライフで是非活用して下さい。

「都合が悪い」とは?

まず始めに「都合が悪い」の意味を調べてみました。

「都合が悪い」
条件が合わない、または支障があること。物事を実施することが困難な事情があること。

(都合が悪いとは-日本語表現辞典Weblio辞典より引用)

出典: http://www.weblio.jp/content/%E9%83%BD%E5%90%88%E3%81%8C%... | %E9%83%BD%E5%90%88%E3%81%8C%E6%82%AA%E3%81%84とは - Weblio辞書

予定を入れる際、相手の都合が合うかどうか伺いを立てる時に「都合が悪い」かと尋ねることは、ビジネスにおいてとても多いと思います。
失礼にならぬように「都合が悪い」を上手に伝えることで、相手に対して与える印象を良いものにしていきましょう。

どんなふうに「都合が悪い」を使えばいいの?

打合せなどで上司に「都合が悪い」かどうか伺いを立てる時、取引先などの都合を伺う際によく使われますが、上司へ伺いを立てる時は口語(こうご-日常使用している話し言葉)や尊敬語を使用していると思います。
取引先などへ伺いを立てる時は尊敬語より謙譲語を活用し、より丁寧な表現を使えば相手への印象も良くなります。

ただ「都合が悪い」かを聞くだけでなく、相手に敬意を示し、相手の予定を伺うような表現を使うのが良いでしょう。

「ご都合が悪い」は間違っている?

「都合」
[名](スル)
何かをするときにほかの物事に影響を及ぼす事情。わけ。

(goo国語辞典より引用)

出典: https://dictionary.goo.ne.jp/srch/jn/%E9%83%BD%E5%90%88/m0u/ | https://dictionary.goo.ne.jp/srch/jn/%E9%83%BD%E5%90%88/m0u/

「悪い」
[形][文]わる・し[ク]
人の行動・性質や事物の状態などが水準より劣っているさま。

(goo国語辞典より引用)

出典: https://dictionary.goo.ne.jp/jn/238878/meaning/m0u/ | https://dictionary.goo.ne.jp/jn/238878/meaning/m0u/

上記のように「都合が悪い」は名詞と形容詞が用いられており、「ご都合が悪い」は「都合」のみを尊敬語にしたものになります。

都合を「ご都合」にしたのら、「悪い」も尊敬語にして「お悪い」にし、過剰敬語になってしまいますが、一般的に定着していますので「ご都合がお悪い」とした方がより丁寧な表現になります。

「悪い」と言う言葉そのものが負の要素を持った言葉であり、尊敬語に合わせるには良くないので、「悪い」と言う言葉を別の言い方に置き換えて表現した方が良いと言う説もあります。

敬語・謙譲語で都合が悪い場合を表す表現

都合が悪い場合に、敬語・謙譲語を用いた表現の仕方とは、いったいどんな表現を言うのでしょうか?

敬語には尊敬語・謙譲語・丁寧語の三つがあり、それぞれに表現の仕方が異なります。

社内では主に尊敬語、社外では謙譲語を用いた表現と、シーンによって使い分けましょう。

敬語

尊敬語
目上の人に対し、相手を立てる表現。
「いらっしゃる」「めしあがる」や「お」や「ご」を付け、「れる」や「られる」、「お~になる」などがあります。

(例)

「ご都合がお悪ければ、ご連絡下さい。」

「ご都合がお悪ければ、ご一報下さい。」

謙譲語
自分自身をへりくだった表現にすることにより、相手に対して敬意を表す表現。
「申し上げる」「いただく」「うかがう」などがあります。(謙遜語とも言う)

(例)

「ご都合がお悪いようでしたら、ご連絡をいただきたく存じ上げます。」

「ご都合がお悪いようであれば、ご連絡をいただきたい所存でございます。」    

丁寧語
相手に対して敬意を表し、丁寧な言葉を用いる表現。
「です」「ます」「ございます」などがあります。

(例)  

「ご都合がお悪いようでしたら、ご連絡をいたただきたく思っております。」


        

謙譲語をより丁寧にした表現

謙譲語を使用して丁寧な言い方をプラスすることによって、丁寧さがより強調され、印象も良いものになります。

(例)

「ご都合がお悪い場合、遠慮なくお申し出いただけると幸いです。」

「大変恐縮ですが、ご都合がお悪いようでしたらご連絡をいただきたく思っております。」


・「都合が悪い」と言う言葉を違う言い方に置き換え、謙譲語と丁寧語を用いての表現

(例)

「ご都合が合わないようでしたら、ご連絡をいただきたく存じ上げます。」

「ご都合が合わないようであれば、ご連絡をいただけると幸いでございます。」

「ご都合はいかがでしょうか。合わないようであれば、ご連絡をいただきたく思っております。」

「不都合などがございましたら、ご都合の宜しい日時をお知らせくださいますと幸いでございます。」


・こちらの都合に合わせる聞き方より、相手の都合を伺う方がより敬意を表すことになり、印象もより良くなります。

(例)

「ご予定の方はいかがでしょうか。ご都合の宜しい日時をお伝えいただけないでしょうか。」

「ご予定の宜しい日時をお教えいただければ、幸いでございます。」

ビジネスメールで都合が悪い状況を表す例文

一方、こちら側の都合が悪い時、表現の仕方によっては相手に対して悪い印象を与えてしまうこともあるかもしれません。

曖昧な表現の仕方で上手く相手に伝わらず、印象を悪くしてしまうこともあるかもしれません。

そうならない為に、上手に伝える表現を幾つか上げてみます。

知っていると便利なフレーズ

・文頭
「せっかくのお誘いですが、~」
「是非、伺いたいところなのですが、~」
「せっかくの申し出であるにもかかわらず~」
「せっかくのご好意に背くようで大変申し訳ございませんが~」

・お断りする理由の前文
「残念ながら~」
「誠に残念ではありますが、~」
「先約があり~」
「あいにく○○な為~」
「どうしても都合がつかず、~」
「のっぴきならない用事があり、~」

・後文
「参加することができません。」
「どうしてもうかがうことができません。」
「失礼させていただきます。」
「お許しくださいますよう、お願い申し上げます。」

(例)
「せっかくのお誘いですが、どうしても都合がつかず、参加することができません。」

「是非伺いたいところなのですが、先約があり、どうしてもそちらへ伺うことができません。」

「せっかくのお申し出であるにもかかわらず、都合がつかず、伺うことが出来ません。御無礼をお許し下さいますよう、お願い申し上げます。」

「是非伺いたいところなのですが、どうしても都合がつきません。誠に残念ではありますがお気持ちだけいただき、またの機会にお願いできればと思っております。」

都合が悪いことが理由で断る際のマナーと表現

都合が悪い時ほど、お断りを入れることを後回しにしたくなってしまいますが、相手への配慮を一番に考えなければなりません。

相手を気遣いながら、都合が悪い理由を述べて丁寧にお断りをする。

都合が悪い理由を相手に伝えられるのであれば、その理由を書けばよいのですが、ダラダラと長い文章になってしまうとかえって失礼になってしまう場合もあります。
相手に失礼にならないよう、言葉を選び、不快感を少しでも与えないように注意を払いましょう。

相手への感謝の言葉を文頭に

「すみません」と最初から謝罪文を書くより、お誘いや依頼などを受けたことへの感謝の言葉を一番に伝えることで、悪くなりがちな印象を和らげることが出来ます。

(例)

「○○へのお誘い、大変嬉しく思っております。
せっかくお誘いいただにもかかわらず、〇月〇日はどうしても都合がつかず、大変残念ではありますが参加することが出来ません。
次回は是非、参加したいと思っておりますので、またのお誘いを心よりお待ちしております。」

「○○へのお誘い、ありがとうございます。
あいにく先約があり、うかがうことが出来ません。大変申し訳ございませんが、別の日に変更いただけたらと思っております。」

曖昧な表現は避けましょう

都合が悪い理由をきちんと伝えなければなりませんが、その際に詳細な内容を書いてしまい、かえって曖昧な表現になってしまうことがあります。
都合が悪い時の理由は必要最低限の言葉で伝えた方が分かりやすく、相手に対しての配慮にもなります。予定が先にあったのなら、「その日は先約があり~」と言った表現の仕方をし、相手に対して誠意をもった断り方を心がけましょう。

文末に次へ繋げる一文を!

都合が悪いことでお断りをしなければいけないからと、都合が悪い理由だけを伝えてしまっては相手に対して不快な思いをさせてしまい兼ねません。
相手に対して敬意を払いつつ丁寧に謝罪をし、次に繋がるような言葉を添えて、人間関係を円滑にし、次の機会に繋げて行きましょう!

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