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「都合が悪い」を敬語で伝えるには?ビジネスシーンで使える表現も

更新日:2024年04月30日

都合が悪いという言葉は便利なため、ビジネスシーンでよく使う言葉ですが、相手の方に対して、失礼な言い方になっていないか気になりませんか?この記事では都合が悪い場合の正しい言い回しを具体的にお伝えしています。是非一読して、スムーズなコミュニケーにつなげましょう。

「都合が悪い」ときに使える他の表現

「すみません」と最初から謝罪文を書くより、お誘いや依頼などを受けたことへの感謝の言葉を一番に伝えることで、悪くなりがちな印象を和らげることができます。

例えば次のような伝え方であれば、印象を悪くすることなく都合が悪いことを相手に伝えることができるでしょう。

「○○へのお誘い、ありがとうございます。あいにく先約があり、伺うことができません。大変申し訳ございませんが、別の日に変更いただけたらと思っております」

他にも「都合が悪い」ときに使える他の表現があります。ここでは都合が悪いときに使える2つの言い方についてお伝えしましょう。

「取り込んでいる」

都合が悪いの別の言い方として、「取り込んでいる」を使うことも可能です。この言い回しであれば、忙しさも伝わり、相手への理解が得られやすくなるでしょう。後述ではビジネスシーンで使える表現として、さらに詳しい使い方をお伝えします。

「ご都合のほど」

都合が悪いときに、相手の都合を確認するときの言い方には便利なものがあります。「ご都合のほど」という言葉を使うことで、簡潔に相手の都合を聞くことができます。後述ではビジネスシーンで使える表現として、さらに詳しい使い方をお伝えします。

「都合が悪い」時にビジネスシーンで使える表現4つ

都合が悪い時ほど、お断りを入れることを後回しにしたくなってしまいますが、相手への配慮を一番に考えなければなりません。相手を気遣いながら、都合が悪い理由を述べて丁寧にお断りの言葉を伝えましょう。

都合が悪い状況を、相手に失礼にならないよう、言葉を選び、不快感を少しでも与えないように伝えることが大切です。

ここからは都合が悪いときにビジネスシーンで使える表現について、4つにまとめてお伝えしていきます。

1.「取り込んでいる」

「取り込んでいる」や、「立て込んでいる」という言い回しであれば、相手に都合が悪いときの忙しさが伝わります。こちらの状況に合わせてもらうため、やむを得ない状況が伝わるように相手に配慮した言い回しを使いましょう。

例えば、次のような伝え方をすれば、こちらの都合が悪い状況が伝わり、理解を得られやすくなるでしょう。

「○○様、いつもお世話になっております。この度は、御社のイベントにお誘いいただき、誠にありがとうございます。せっかくお誘いいただいたのですが、あいにく現在契約に向かって折衝中の案件がございまして、取り込んでおります。大変申し訳ございません」

2.「差し支えができる」

こちらの都合が悪い事情を相手に伝えるときは、言い回しを変えることで微妙なニュアンスが伝わります。「差し支えができる」という言い方をすることで、急用やトラブルが起きたことを感じてもらえる可能性が高まります。

「差し支えができる」とは、急に都合が悪い状況になった場合の表現です。相手の方に「今回は仕方がない」と感じてもらえることができるでしょう。

3.「都合をつけられない」

前述したように「都合が悪い」を「都合がつけられない」と表現するだけで、相手に与える印象は大きく変わります。都合が悪いを使ったときの自分本位な印象から、仕方がない、やむを得ない印象に変えることができる言い回しです。

「都合をつけられない」に、クッション言葉の「大変申し訳ございません」などを付け加えれば、相手の気持ちを乱すことなくお断りができるでしょう。

4.「ご都合のほど」

こちらの都合がつかないことを伝えた後、相手の都合を尋ねて次の予定を組むことで、相手への印象を変えられます。その場合に使える言葉として、「ご都合のほど」という言い回しがあります。

「ご都合の良い日程を教えていただけますでしょうか」と聞くよりも、「日程についてのご都合のほどお聞かせください」と簡潔に聞くことで、すっきりとした印象も伝わるでしょう。

「都合が悪い」の敬語表現を覚えよう!

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初回公開日:2017年07月27日

記載されている内容は2017年07月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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